芸大を落された教え子が芸大の大学院に合格した! 快哉!!!
芸大の受験を指導して落ちた教え子が今日、芸大の大学院に合格したと電話を呉くれた。こんな快哉は滅多にないぞッツ!!! 呵呵呵呵呵呵!!!
おい! 知ったようにほくそ笑むなよ!
芸術家志望なら、ただ芸大に受かればよい、とよくいうわさ。
まともに卒業する奴は逆に才能がない、なんどともいうな。
そんな愚劣な風説は百も承知だがね、彼は作家志望じゃあ、ないんだよ。
絵画修復士や美術史が一貫した志望だったのだ。
だからこそこれは僕にとって、とってもとっても嬉しいことなんである!
彼と一緒にやった絵画分析の楽しさは僕の教員生活の中で忘れ難い、数少ない僕自身の「悦び」そのものであったのだ!――