病人魚膏に入る夢
今朝方、僕は僕が僕の書斎にいつも通り座って、いつも通りパソコンに向って、いつも通りテクスト評釈をしている夢を見た。
そこで僕は――郭璞(かくはく)の「山海経(せんがいきょう)」の「氐人」の注を附けるのに入れ込んでいる――のだった……
因みに「氐人」とは――どうぞ、こちらの中文繁体字「山海経」サイトのこちらをご覧あれ……
一日中やってることを夢にまで見るというのは……病膏肓どころか人魚膏に入った感がアロワナ……
人魚膏てなにかって?……君は僕のテクストを読んでないのがバレバレだぜぇ……『毛利梅園「梅園魚譜」 人魚』に出て来た始皇帝陵の消えない燈火の燃料――刀に塗れば鉄をもバターの様に切り裂き――体に塗れば水冷をシャットアウト――遂には御多分に漏れず不老長寿の秘薬となるという代物だ……
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