更新遅滞
「新編相模國風土記稿」はやはりハンパなくキツいことが判った。
まず、タイピングに異様に時間がかかる(前に述べた通り「市史」のそれは実はとんでもない抄出版でちんまい割注は殆んど総てゼロから打たねばならぬ)。
さらに選んだ巻が絶対的にこれまでの諸記載に殆んど載らない地域であるため、注を附すとなると、資料自体が極めて少ないか、或いは誰も語っていない、或いは最早その記載対象が現存しないことから、全くのフラット、ゼロ・ベースから始めなければならぬものが多いからである。
注を附さなければ問題なく多分、半日で終わって悠々午後に公開出来るのだが、どうもこれ、例の――
僕の悪い癖で――
黙って居られなくなるのだ――
――居られなくなると、これまた――
連鎖反応で――
関係妄想的に注があれよあれよと言う間に――増殖してしまう。
また――
『あれに注を附したのに、これに附けないのは変じゃないか?!』
というお馴染みの私独特の教条主義的神経症的強迫観念に捕らわれると、もうこれ――
――歯止めが効かなくなる――のである。
今日は未明から「山崎村」に取り掛かっているのだが、一日かけても、注が7割しか終わらない。
しかも、明日出来るかどうかも分からぬ。
そして、明日出来ぬとなると、さる理由によって、暫くまたまたブログ更新が不能に近くなるのである。
ともかくも――
更新がなくても――
僕は死んではいない――
孤独な誰も読みはしないような馬鹿げた作業に熱心に専心している――
と御安心あれ。では……少し疲れた……お休みなさい……
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