進化論講話 丘淺次郎 藪野直史附注 目次
[やぶちゃん注:以下、目次であるが、リーダと頁数は省略した。]
新補 進化論講話 目次
第一章 進化論とは何か
一 進化論といふ言葉の意味
二 進化論の内容
三 進化の事實とその説明との區別
四 事實の疑ふべからざること
五 説明には尚議論あること
第二章 進化論の歷史
一 リンネー(生物種屬不變の説)
二 ラマルク(動物哲學)
三 キュヴィエー(天變地異の説)
四 ライエル(地質學の原理)
五 ダーウィン(種の起源)
第三章 人の飼養する動植物の變異
一 犬の變種
二 鳩の變種
三 他の動物の變種
四 植物の變種
五 何故變種を合して一種と認めるか
第四章 人爲淘汰
一 淘汰の方法
二 遺傳性のこと
三 變異性のこと
四 選擇のこと
五 其の結果
第五章 野生の動植物の變異
一 昆蟲類の變異
二 鳥類の變異
三 他の動物の變異
四 内臟の變異
五 習性の變異
六 植物の變異
第六章 動植物の增加
一 增加の割合
二 アメリカの牛馬
三 オーストラリヤの兎
四 植物の急に增加せる例
五 自然界の平均
第七章 生存競爭
一 競爭の避くべからざること
二 無意識の競爭
三 異種間の競爭
四 同種内の競爭
五 生物相互の複雜な關係
第八章 自然淘汰
一 優勝劣敗
二 簡單より複雜に進むこと
三 高等動物と下等動物
四 所謂退化
五 生物の系統
六 雌雄淘汰
第九章 解剖學上の事實
一 不用の器官
二 哺乳類の前肢
三 獸類の頸骨
四 血管並に心臟の比較
五 鯨の身體構造
第十章 發生學上の事實
一 發生中にのみ現れる器官
二 退化した動物の發生
三 發生の初期に動物の相似ること
四 發生の進むに隨いて相分れること
五 生物發生の原則
第十一章 分類學上の事實
一 種の境の判然せぬこと
二 幾段にも分類を要すること
三 所屬不明の動植物
四 所謂自然分類
第十二章 分布學上の事實
一 南アメリカとアフリカとオーストラリヤ
二 マダガスカル島とニュージーランド島
三 ガラパゴス島とアソレス島
四 洞穴内の動物
五 飛ばぬ鳥類の分布
六 ウォレース線
七 津輕海峽と宗谷海峽
第十三章 古生物學上の事實
一 古生物學の不完全なこと
二 地層毎に化石の種類の異なること
三 鳥類の先祖
四 馬の系圖
五 他の動物進化の實例
六 貝塚の貝
第十四章 生態學上の事實
一 野生動植物の通性
二 攻擊の器官
三 防禦の器官
四 保護色
五 警戒色と擬態
六 氣候の變化に對する準備
第十五章 ダーウィン以後の進化論
一 事實の益々確となつたこと
二 理論の比較的に進まぬこと
三 ハックスレーとヘッケル
四 ウォーレスとヴァイスマン
五 ロマーネスとヘルトヴィッツヒ
六 最近の狀況
第十六章 遺傳性の研究
一 メンデルとド、フリース
二 遺傳する性質の優劣
三 遺傳する性質の分離
四 各性質の獨立遺傳
五 突然變異説
第十七章 變異性の研究
一 食物による變異
二 温度による變異
三 注射による變異
四 周圍の色による變異
五 特殊なる習性の變異
六 住處の廣さによる變異
第十八章 反對説の略評
一 自然淘汰無能説
二 生殖物質繼續説
三 後天的性質非遺傳説
四 遺傳單位不變説
第十九章 自然に於ける人類の位置
一 人體の構造及び發生
二 人體の生活現象
三 精神及び言語
四 人は獸類に一種であること
五 人は猿類に屬すること
六 血淸試驗上の證據
七 猿人の化石
第二十章 進化論の思想界に及ぼす影響
一 進化論と哲學
二 進化論と倫理
三 進化論と教育
四 進化論と社會
五 進化論と宗教
附錄 進化論に關する外國書
新補 進化論講話 目次終
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