翠嵐高校入学夢
今朝見た夢――その2
横浜翠嵐高校に、59歳の今、再入学する、その入学式当日。
合格後の課題であるらしい、自由研究を皆が持っている。
僕が持っているのは、二重になった透明なガラス球で、内部のそれは地球儀となっており、世界中の原発の位置が示されており、それがメルトダウンする様をアップ・トゥ・デイトにシンクロ表示する装置である。持っている今しも、どこかで複数の原発の爆発が起こり、球の中は「核の冬」によって白くなってゆくのが見えた――
担任が張り出されているのだが、その中には僕のフル・ネームもあるのである。僕は――「僕」が担任になるのかも知れない!?――と思うと恐懼したのを覚えている。
校長から入学許可を受けている。
その後、新クラスに入ると自己紹介をしなくてはならないことになっている。僕は校長の話も上の空で、「……十年前まではお恥ずかしながら、ここで国語教師をしており……君たちのお父さん以上の年齢のクラスメートですが……」などという、これまた、いかにもつまらぬ台詞を、頭の中でぐるぐると考えているのであった……
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[やぶちゃん注:ここで眼が覚めてしまった。自己紹介のシーンまで見たかった。]