芥川龍之介「侏儒の言葉」(やぶちゃん合成完全版 附やぶちゃん注釈) 修身
修身
辯難攻擊が盛だつた古雜誌を一册保存するが好い。さうして氣の屈した時にはその中の論文を讀んでみるが好い。如何に淺はかな主義主張は速かに亡んでしまふものか、それをしみじみと知る事は何人にも大切な修身である。
[やぶちゃん注:同題の「修身」が生前の公開分の三章目にごっそりとある。そこで言っている皮肉とコンセプトは同じである。]
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