フォト

カテゴリー

The Picture of Dorian Gray

  • Sans Souci
    畢竟惨めなる自身の肖像

Alice's Adventures in Wonderland

  • ふぅむ♡
    僕の三女アリスのアルバム

忘れ得ぬ人々:写真版

  • 縄文の母子像 後影
    ブログ・カテゴリの「忘れ得ぬ人々」の写真版

Exlibris Puer Eternus

  • 僕の愛する「にゃん」
    僕が立ち止まって振り向いた君のArt

SCULPTING IN TIME

  • 熊野波速玉大社牛王符
    写真帖とコレクションから

Pierre Bonnard Histoires Naturelles

  • 樹々の一家   Une famille d'arbres
    Jules Renard “Histoires Naturelles”の Pierre Bonnard に拠る全挿絵 岸田国士訳本文は以下 http://yab.o.oo7.jp/haku.html

僕の視線の中のCaspar David Friedrich

  • 海辺の月の出(部分)
    1996年ドイツにて撮影

シリエトク日記写真版

  • 地の涯の岬
    2010年8月1日~5日の知床旅情(2010年8月8日~16日のブログ「シリエトク日記」他全18篇を参照されたい)

氷國絶佳瀧篇

  • Gullfoss
    2008年8月9日~18日のアイスランド瀧紀行(2008年8月19日~21日のブログ「氷國絶佳」全11篇を参照されたい)

Air de Tasmania

  • タスマニアの幸せなコバヤシチヨジ
    2007年12月23~30日 タスマニアにて (2008年1月1日及び2日のブログ「タスマニア紀行」全8篇を参照されたい)

僕の見た三丁目の夕日

  • blog-2007-7-29
    遠き日の僕の絵日記から

サイト増設コンテンツ及びブログ掲載の特異点テクスト等一覧(2008年1月以降)

無料ブログはココログ

« 祖父遺品の絵葉書から――「野外で開く我等の現地分會の集ひ(訥河縣龍河嶺分會)」 | トップページ | 祖父遺品の絵葉書から――「戰役紀念」(日露戦争絵葉書四種) »

2016/10/17

祖父遺品の絵葉書から――「(滿州國安東縣名勝)冬の鴨綠江スケート大會」


Ouryokkou

 

[やぶちゃん注:左下に同英文があるが、「winten」と誤植している。

「安東縣」現在の中華人民共和国遼寧省南部にある、鴨緑江を隔てて、朝鮮民主主義人民共和国と接する国境の街、丹東市の旧名。ウィキの「丹東市」によれば、『朝鮮族が』二十『万人以上居住している。中朝貿易最大の物流拠点であり、その』七『割以上がここを通過すると言われている』とある。一九三一年(昭和六年)に『満州事変が勃発すると直ちに日本軍に占領され、満州国は』一九三四年に『安東省を新設、安東県を省城とした』。一九三七年(昭和十二年)、『安東県は安東市に昇格している。この時代には多数の日本企業が安東に進出した』。一九四五年、『日本の降伏後は中国共産党軍が接収し、朝鮮戦争』(一九五〇年~一九五三年)『では中国人民義勇軍の兵站前線となった』。一九六五年、『安東市は丹東市に改称された』とある。ということは、この絵葉書には「安東縣」とあり、安東が市になる前、昭和一二(一九三七)年よりも前の製造になるものであることが判る。

「鴨綠江」(おうりょくこう:北京語:Yālù Jiāng(ヤールージャン/朝鮮語(北朝鮮)アムロッカン/(韓国)アムノッカン)は現在の中華人民共和国東北部と朝鮮民主主義人民共和国との国境となっている川。同じく国境にある白頭山(中国語:チャンパイシャン/朝鮮語:ペクトゥサン)に源を発し、黄海に注ぐ。ウィキの「鴨緑江」によれば、『水の色が鴨の頭の色に似ていると言われたことからこの名前がある』。『日露戦争時には日本軍とロシア軍が激戦を繰り広げた(鴨緑江会戦)』川でもあった。]

« 祖父遺品の絵葉書から――「野外で開く我等の現地分會の集ひ(訥河縣龍河嶺分會)」 | トップページ | 祖父遺品の絵葉書から――「戰役紀念」(日露戦争絵葉書四種) »