伏兵発見サル
前頭葉の反側損傷から一年二ヶ月、予後観察でMRIなんぞを撮ったら、細かな部分まで見えてきて、思わぬ別な伏兵が潜んでいることが判った。
左内頸動脈に二箇所に直径1・5ミリと2・8ミリの未破裂動脈瘤が発見された。五ミリ以下のそれは破裂率は十年で数%で、ただに経過観察、僕のそれも同様の処置となった。
診察は何時もの通り、数分の医師の口頭のみで、一般的な「未破裂動脈瘤」の解説の紙っぺら一枚が渡されただけであって、動脈瘤の大きさも、僕自身が眼の前の画像のキャプションから読み取ったものである。
という訳で――今開いて見たら、ブログ・アクセスは恙なく670046アクセスに達していた。
これより記念テクストの公開に取り掛かる。