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BEAUTY
感電した空の沈默、
ものの匂ひの蝙蝠がちらほら、
やがて形作る夜の性、
愛は孤獨のさみしさに
拇指をそつと冷い唇(くちびる)にした。
まつたく忘れてゐたその希望の
どこでか遠く、
三味を離れた淚のうめき、
と、
わが靈(たましひ)は眼盲(めし)ひ、
ずるずると
落日の光にすがつて、
ひきずられた。