雪 山村暮鳥
雪
ぺらぺらと
枯草は小さいうれしさに燃え、
どこか芝居の脊景(かきわり)の
鋏できざんだ紙の白さに、
冬の日ぐれをちらちらと、
わたしの胸に雪がふる。
ぺらぺらと、
――燒あとの低い獨唱。
« 冬の歌 山村暮鳥 | トップページ | 春 山村暮鳥 »
« 冬の歌 山村暮鳥 | トップページ | 春 山村暮鳥 »
雪
ぺらぺらと
枯草は小さいうれしさに燃え、
どこか芝居の脊景(かきわり)の
鋏できざんだ紙の白さに、
冬の日ぐれをちらちらと、
わたしの胸に雪がふる。
ぺらぺらと、
――燒あとの低い獨唱。
« 冬の歌 山村暮鳥 | トップページ | 春 山村暮鳥 »