なつのまひるを雪がふる 山村暮鳥
なつのまひるを雪がふる
のどを鳴らして眠る猫
なつのまひるを雪がふる
Fさん、そなたの髮にふる
Fさん、わたしの膝にふる
のどを鳴らして眠る猫
Fさん、ふたりのうへにふる
Fさん、さみしや
めにはみえねど
なつのまひるを雪がふる
雪はさみしや
されどつもらず
[やぶちゃん注:「F」今まで不詳としてきたが、ここで言っておくと、山村暮鳥の妻(大正二(一九一三)年六月十七日結婚。これは詩集「三人の處女」の出版の凡そ一ヶ月後である)の名は「富士(ふじ)」という。]
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なつのまひるを雪がふる
のどを鳴らして眠る猫
なつのまひるを雪がふる
Fさん、そなたの髮にふる
Fさん、わたしの膝にふる
のどを鳴らして眠る猫
Fさん、ふたりのうへにふる
Fさん、さみしや
めにはみえねど
なつのまひるを雪がふる
雪はさみしや
されどつもらず
[やぶちゃん注:「F」今まで不詳としてきたが、ここで言っておくと、山村暮鳥の妻(大正二(一九一三)年六月十七日結婚。これは詩集「三人の處女」の出版の凡そ一ヶ月後である)の名は「富士(ふじ)」という。]