肉 山村暮鳥
肉
癩病める冬の夜天
聖靈のとんねる
ふおくは悲しめ斷末魔
純銀食堂車
卓上に接吻あり
卓上永生はかなしめ。
[やぶちゃん注:大正四(一九一五)年一月一日発行の『地上巡禮』に、先の「くれがた」(初出時の題は「薄暮」)とともに発表された。関係ないが、私の母は十八で修道院に入り、人生をハンセン病の療養院での奉仕活動をしようとしていた永遠の「三人の處女」の一人であった。
「とんねる」「ふおく」は原典では傍点「ヽ」。
「ふおく」老婆心乍ら、フォーク。]
« 鑿心抄 山村暮鳥 | トップページ | 晝 山村暮鳥 »

