わたしは祈る 山村暮鳥
わたしは祈る
釣竿は細くさみしく
哲學的な冬の日を
わたしの釣によつてくるのは
頭の大きい鯊ばかり
いくらじれても
決して釣られぬものがある。さんたまりや
[やぶちゃん注:この詩篇から底本の「3」パートで、そこには『大正六年頃』の詩篇である旨の注記がある。
「わたしの釣」彌生書房版全詩集版は「釣」を「鉤」とする。原稿に拠ったか。]
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わたしは祈る
釣竿は細くさみしく
哲學的な冬の日を
わたしの釣によつてくるのは
頭の大きい鯊ばかり
いくらじれても
決して釣られぬものがある。さんたまりや
[やぶちゃん注:この詩篇から底本の「3」パートで、そこには『大正六年頃』の詩篇である旨の注記がある。
「わたしの釣」彌生書房版全詩集版は「釣」を「鉤」とする。原稿に拠ったか。]