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必要だったのは、君ではなく、僕の中の哀しい思い出であったということに僕は改めて気づいた―― と云うより、僕も君も互いに互いを必要としていないというだけに過ぎないという馬鹿げた当たり前の真理に過ぎない―― 私の話している相手が如何なる思想を標榜しているか、如何なる宗教や国家を崇敬しているかなどということは、これ、全く問題ではない――寧ろ、「思想」や「国家」なしに自己起立し得ないその相手を私は永遠に軽蔑していると言っておく――