芥川龍之介 手帳8 (25) 《8-32》
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《8-32》
○鐵齋 仿淸名家山水帖 菊 蘭竹山水三幅
[やぶちゃん注:「鐵齋」近代日本画の巨匠富岡鉄斎(天保七(一八三七)年~大正一三(一九二四)年)。
「仿淸名家山水帖」よく判らぬが、「仿」は「倣(なら)う・模倣する」の意であるから、鉄斎が中国清代の名画家の山水画を模写した画集ではあるまいか。
「菊」作品同定は出来ない。
「蘭竹山水三幅」不詳。]
○細君の籍を入れて貰ふ事 ⑵財産を分けて貰ふ時期のコト
○三反步 菊と生姜ばかり 東京市の芥を入れさせ(唯)その上に生ガをつくる 二反うる 坪130圓に賣 娘一人養子をし八百屋荒物屋をなす 福々なり
胃病或は酒
前は植木の手間とりをなす
一反百二三十圓 明治二十年頃
あと二反は家作とし一軒數十圓の家賃をとる
○家族制度は
socialism
なり 家族制度を説くもの(父、Capitalist)の矛盾せる individualism
[やぶちゃん注:「Capitalist」資本家・金持ち・資本主義者。
「individualism」個人主義。]
○芋屋の轉宅 家を借せし方よろし
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