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2018/02/09

芥川龍之介 手帳12 《12―16》

 

《12―16》

Bain

[やぶちゃん注:不詳。]

 

Russian Fairy Tales 415

[やぶちゃん注:ロシアの民俗学者。ロシア民話研究の第一人者で、「ロシアのグリム」とも称されるアレクサンドル・ニコライェヴィチ・アファナーシエフ(Александр Николаевич Афанасьев 一八二六年~一八七一年)が一八五五年から一八六三年にかけて刊行したНародные Русские Сказки(「ロシア民話集」)の英訳本。]

 

Danish Fairy Tales

[やぶちゃん注:削除された「Danish」は「デンマークの」。]

 

Janvier  Legends of the Mexico 250

[やぶちゃん注:「Janvier」アメリカの小説家トマス・アリボーン・ジャンヴィアー(Thomas Allibone Janvier 一八四九年~一九一三年)。

Legends of the Mexico」ジャンヴィアーの一九一〇年刊のLegends of the City of Mexico。]

 

Myths & Le. of Ancient Egypt 415 Spence

[やぶちゃん注:底本編者注に『Le. Legends の略』とある。Ancient Egyptian Myths and Legendsは、イギリスのジャーナリストで作家・民俗学者であったジェームズ・ルイス・スペンス(James Lewis Thomas Chalmers Spence  一八七四年~一九五五年)の一九一五年刊の著作。]

 

Hero Tales & Legends of the Rhine 175 Spence

[やぶちゃん注:ジェームズ・ルイス・スペンスの一九一五年の刊本。

Rhine」ライン川。]

 

Mackenzie  Indian Fairy Tales 195

[やぶちゃん注:ジャーナリストで作家・民俗学者であったドナルド・アレクサンダー・マッケンジー(Donald Alexander Mackenzie 一八七三年~一九三六年)の一九一五年刊のIndian Fairy Storiesであろう。]

 

Magnus

[やぶちゃん注:人名か、書名の書き消しかは、これでは、不明。]

 

On Love Sterldhal 415 & Raleigh Style 275

[やぶちゃん注:フランスの小説家スタンダール(Stendhal 一七八三年~一八四二年:本名・マリ=アンリ・ベール Marie Henri Beyle)の一八二二年刊の随筆集「恋愛論」の英訳本。原題はDe l'Amour

Raleigh」不詳。イングランドの女王エリザベス世の寵臣にして探検家・詩人であったウォルター・ローリー(Walter Raleigh 一五五二年又は一五五四年~一六一八年:新世界アメリカに於いて最初のイングランド植民地を築いたことで知られる。信頼されていたエリザベス世が一六〇三年四月に死去すると、同年十一月に内乱罪で裁判を受け、ロンドン塔に一六一六年まで凡そ十二年監禁されている。それが解かれた同年、南米にエル・ドラド(黄金郷)を求める探検隊を指揮して向かったが、その途中、部下らがスペインの入植地で略奪を行い、一行がイングランドに帰還後、憤慨したスペイン大使がジェームズ世に彼の死刑を求め、一六一八年十月十八日に斬首刑に処せられている。以上はウィキの「ウォルター・ローリー」に拠った)のことか? しかし「Style」が繋がらない。]

 

H. J.  Notes on Novelists 415

[やぶちゃん注:底本編者注に『H. J. Henry James の略』とある。アメリカ生まれでイギリスで活躍した作家ヘンリー・ジェイムズ(Henry James 一八四三年~一九一六年が一九一四年に刊行した文芸批評。「小説家たちに就いての覚書」とでも訳すか。]

 

Pathos of D.  Huneker 440

[やぶちゃん注:底本編者注に『D. Distance の略』とある。アメリカの芸術・文芸批評家ジェームズ・ギボンズ・ハネカー(James Gibbons Huneker 一八五七年~一九二一年)の一八一三年の作品。「距離(隔たり)のパトス(情念)」?]

 

Degeneration Nordau 135

[やぶちゃん注:ハンガリー出身のシオニズム指導者で医師・小説家・哲学者・社会評論家であったマックス・ジーモン・ノルダウ(Max Simon Nordau 一八四九年~一九二三年)が一八九二年に発表した「頽廃論」(原題(ドイツ語):Die Entartung)の英訳本。ウィキの「マックス・ノルダウによれば、当時、『オーストリア帝国の一部だったペストにて、貧しいユダヤ人の家庭に生まれる。父ガブリエル・ズュートフェルトはプロイセンでラビをしていたが、ブダペストで塾講師を営む傍ら、ヘブライ語で詩を書いていた。家庭の信仰は敬虔な正統派ユダヤ教であり、ジーモンはユダヤ人小学校からカトリックの中学校を経て医学部を卒業した。学業の傍ら』、一八六三年から『文学活動を開始し、同年に詩や随筆や小説を出版している』。『ブダペストの小新聞社で記者生活を送った後』、一八七三『年にベルリンへ移住し、ノルダウと改名した。まもなく『新自由新聞』(Die Neue Freie Presse)の通信員としてパリに移り、それ以後は生涯の大半をパリで過ごした』。『本来』、『ノルダウは同化ユダヤ人の典型であり、プロテスタント女性と結婚し、ドイツ文化に親しみを感じ、「』十五『歳になった時、私はユダヤ的な生活態度とトーラーの研究を放棄した』。……『以来、ユダヤ教は単なる思い出となり、私は自らをドイツ人以外の何者でもないと感じるようになった」と記したこともあるが』一八九四『年のドレフュス事件を機にシオニストとなる』。『社会評論家としては』「文明人の因襲的な嘘」(Die Konventionellen Lügen der Kulturmenschheit 一八八三年)や、この「頽廃論」、一八九六年の「逆説」(Paradoxe)等の『著書を世に問い、議論を呼んだ。当時』、『話題となった著作の大半は』現代では顧みられることは少ないが、「頽廃論」の一作だけは、今、なお、『世人の記憶に残り、しばしば引用されている』。「頽廃論」に於いてノルダウは、『反ユダヤ主義をデカダンスの一形態として非難した』のである『が、皮肉なことに、彼の頽廃芸術批判論は後年、ナチによってユダヤ人芸術家たちへの迫害の口実として利用された』とある。]

 

Stories of R Life

[やぶちゃん注:不詳。]

 
    275
    
415
    
440
    135

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 1265

[やぶちゃん注:計算式の意味は不詳。書式はこのままで全部縦書。]

 

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