甲子夜話卷之四 27 政宗御茶水の堀をほる事
4-27 政宗御茶水の堀をほる事
御茶の水の堀は、伊達政宗助役して鑿たり。これは猷廟に政宗對棋し奉りしとき、政宗常の癖にて、棋子を下さんとしては、いつも獨言を云けるが、城の後から這入るぞ々々と度々言ける。この言よりして、彼堀の助役を政宗に命ぜられしと云。
■やぶちゃんの呟き
囲碁も将棋も出来ない(後者は未だに金と銀の駒の可動範囲を知らない)私が語るよりも、本条を美事に解説されてある、囲碁・将棋販売の「大石天狗堂」の公式サイト内の「将棋の豆知識15~16 光風社 将棋101話 転用」の「16 お茶の水の助役」を読まれるに若くはない。これ以上の名注釈はない。