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2018/12/21

和漢三才圖會第四十三 林禽類 畫眉鳥(ホウジロ) (ホウジロ・ガビチョウ・ミヤマホオジロ・ホオアカ)

 

Hoojiro

 

ほうじろ

畫眉鳥

 

ハアヽミィニヤ

[やぶちゃん注:「ほうじろ」はママ。歴史的仮名遣では「ほほじろ」、現代仮名遣でも「ほおじろ」となる。]

三才圖會畫云眉似鶯而小黃黑色其眉如畫故以名之

巧於作聲如百舌 歐陽公詩

 百囀千聲隨意移  山花紅紫樹高低

 始知鎖向金籠聽  不及園林自在啼

按畫眉俗云頰白鳥也狀大於鶯【但中華鶯甚大故三才圖會謂似鶯而小】

 灰赤色眉白如畫頰亦白間黑背上有黑斑翅尾畧黑

 尾兩端有白毛腹微赤黃色臆下有赤斑其脚赤黑其

 聲關滑多囀中有如小鈴之音者人畜籠中弄之其聲

[やぶちゃん注:「關滑」はママ。「圓滑」の誤記かと思われる。訓読では「圓滑」とした。]

 如曰知里里者名片鈴如曰知里里古呂呂知里里者

 名諸鈴而以爲珍

深山畫眉鳥 狀似畫眉鳥而頭黑胸腹灰白臆下有黑

 圏彪兩羽亦有黑其尾兩端白囀時起毛冠其裏正

 黃而美

――――――――――――――――――――――

頰赤鳥 正字未詳

    【保阿加止利】

按頰赤鳥形似雀而背色亦如雀其頰赤胸白有雌鶉

 文聲似青鵐而細髙常棲蒿間爲原禽之屬【對頰白鳥出于此】

 

 

ほうじろ

畫眉鳥

 

ハアヽミィニヤ

 

「三才圖會」に云はく、『畫眉は鶯に似て、小さく、黃黑色。其の眉、畫〔(ゑが)けるが〕ごとし。故に以つて之れに名づく。巧〔みに〕聲を作〔(な)〕すに於いて百舌(つぐみ)のごとし。 歐陽公〔が〕詩〔に〕、

 百囀〔(ひやてん)〕千聲し 意に隨ひて移る

 山花〔(さんくわ)〕紅紫〔(こうし)〕 樹 高低〔(こうてい)〕

 始〔めて〕知〔んぬ〕 鎖〔(つな)ぎて〕金籠〔に〕向〔ひて〕聽〔くは〕

 及ばず 園林に自〔(おのづか)ら〕啼〔きて〕在〔るに〕

[やぶちゃん注:詩の訓読は良安の返り点には従いつつ、ネット上の諸訓読を縦覧した上、最終的にはオリジナルに附した。]

按ずるに、畫眉は俗に云ふ、「頰白鳥」なり。狀、鶯より大〔にして〕【但し、中華の鶯は甚だ大なり。故に「三才圖會」〔は〕『鶯に似て小なり』と謂へり。】、灰赤色。眉、白く、畫〔(ゑが)ける〕がごとし。頰も亦、白く、間〔(まま)〕黑し。背の上、黑斑有り。翅・尾、畧〔(ほぼ)〕黑く、尾〔の〕兩端、白毛有り。腹、微〔(わづか)に〕赤〔き〕黃色。臆〔(むね)の〕下、赤斑有り。其の脚、赤黑。其の聲、圓滑〔にして〕多〔(おほ)いに〕囀り、〔その〕中に小〔さき〕鈴の音〔(ね)〕のごとき者有り、人、籠の中に畜ひ、之れを弄す。其の聲〔の〕「知里里〔(ちりり)〕」と曰ふがごとき者を「片鈴〔(かたすず)〕」と名〔づけ〕、「知里里古呂呂知里里〔(ちりりころろちりり)〕」と曰ふがごとき者を名「諸鈴(もろ〔すず〕)」と名づけて、以つて珍と爲す。

深山畫眉鳥〔(みやまほほじろ)〕 狀、畫眉鳥に似て、頭、黑。胸・腹、灰白。臆〔(むね)〕の下に黑〔き〕圏〔の〕彪〔(ふ)〕有り。兩羽も亦、黑有り。其の尾、兩端、白し。囀る時、毛〔の〕冠〔(さか)〕を起こし、其の裏、正黃にして美なり。

――――――――――――――――――――――

頰赤鳥(ほあかどり[やぶちゃん注:ママ。]) 正字は未だ詳らかならず。

    【「保阿加止利」。】

按ずるに、頰赤鳥は、形、雀に似て、背の色も亦、雀のごとし。其の頰、赤く、胸、白にして、雌〔の〕鶉〔(うづら)〕の文〔(もん)〕有り。聲、青鵐(あをじ)に似て、細く髙し。常に蒿〔(よもぎ)〕の間に棲む。原禽の屬たり【「頰白鳥」の對として此に出〔(いだ)せり〕。】

[やぶちゃん注:本邦に棲息するそれは、スズメ目スズメ亜目ホオジロ科ホオジロ属ホオジロ亜種ホオジロ Emberiza cioides ciopsisウィキの「ホオジロ」を引く。五亜種が『東アジアに広く分布し、顔の模様とさえずりが特徴的な小鳥である』。『日本では』上記亜種が『種子島、屋久島から北海道まで分布し、身近な野鳥の一つである。基本的に長距離の渡りはしない留鳥だが、北海道などの寒冷地では夏鳥として渡来繁殖し、冬季は暖地や南方へ移動する』。『成鳥は全長』十七センチメートルほどで『スズメとほぼ同じ大きさだが、尾羽が長い分だけ大きくみえる。翼開長』は約二十四センチメートル。『成鳥の顔は喉・頬・眉斑が白く目立ち、「頬白」の和名はここに由来する。一方、頭・過眼線・顎線は褐色で、先の白色部と互い違いの帯模様のように見える。オスは過眼線が黒いが、メスは褐色なのでよく観察すると区別がつく。メスの方がオスよりも全体に色が淡い』。『幼鳥は顔の色分けが不鮮明で、全体的に淡褐色をしている』。『くちばしは短く太い円錐形をしている。頭頂部は褐色と黒の羽毛が混じり、短い冠羽がある。首から下は全体的に赤褐色だが、背中には黒い縦しまがあり、翼の風切羽は褐色に縁取られた黒色である。また、尾羽の両外縁』二『枚は白く、飛翔時に尾羽を広げるとよく目立つ』。『平地や丘陵地の森林周辺、農耕地、草原、荒地、果樹園、河原など明るく開けた場所に生息する』。『主に地上や低い樹上で活動し、丈の高い草の茂みに潜むことがあるが、高木の梢にはほとんど行かない。単独または数羽ほどの小さな群れで行動する』。『食性は雑食性で、繁殖期には昆虫類、秋から冬には植物の種子を食べる』。『繁殖期は日本では』四~七『月。低木の枝や地上に枯れ草を組んで椀状の巣を作り、一度に』三~五『個前後の卵を産む。畑の背の高い作物の間に営巣することもある。卵は白色で、黒褐色の斑点や曲線模様がある。また、カッコウに托卵されることがある。抱卵期間は約』十一『日で、雌が抱卵する。雛は約』十一『日で巣立ちするが、その後も親から給餌を受け約』一『ヶ月で親から独立する』。『春になるとオスは草木の上に止まってさえずる。地域や個体による差があるが、さえずりの節回しは独特で「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。この鳴き声の聞きなしとして「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)「源平つつじ白つつじ」などが知られている』とある。You Tube massie3103氏の「ホオジロのさえずり」をリンクさせておく。

「歐陽公〔が〕詩」北宋の文学者で政治家の歐陽脩(一〇〇七~一〇七二]廬陵(江西省)の人。仁宗・英宗・神宗に仕えたが、王安石の新法に反対して引退した。北宋随一の名文家おして唐宋八大家の一人に数えられる。詩の評論形式の一つである「詩話」を初めて確立させた。「新唐書」「新五代史」「集古録」などは彼の撰になる。本詩は「畫眉鳥」の題で、秋田恵美氏のブログ「今日も星日和 kyomo hoshi biyori」の「ガビチョウシリーズその他(その1)中国の文献、絵ほか」によれば、一〇四九年、欧陽修が四十一歳の時の作で、この二年前に滁州(安徽省)に左遷されていたとある。秋田氏の記事にはまさに良安が示す「三才図会」の当該ページも画像で示されており、必見。さらに言えば、そこで秋田氏が指摘しているように、少なくとも、「三才図会」の絵の「畫眉鳥」のそれは、ホオジロではなく、現在、本邦の侵略的外来種ワースト百選の一種に挙げられてしまっている、スズメ目チメドリ科ガビチョウ属ガビチョウ Garrulax canorus と思われる(「画眉鳥」と言う名からはホオジロよりガビチョウの方にヴィジュアルで圧倒的に軍配が挙がることは確実である)。秋田氏は欧陽修の詩もガビチョウとされる(「三才図会」の本文には本詩が引用されているのであるから、それはそれで正当な解釈の一つではある)が、これは微妙に留保したい。実は、この数年、ガビチョウは我が書斎の窓外に好んで飛来し、かなり喧しく色々な鳥の声を真似するので、少々辟易しており、この何とも平易にして共感を覚える詩の対象がきゃつらであるというのはやや興醒めだからという甚だ個人的な理由があるからでもある。悪しからず。なお、本邦へのガビチョウの侵入(飼っていたものが脱走して定着したもの)はごく最近(一九七〇年代以降)のことで、良安の指すものは明らかにホオジロである。

「但し、中華の鶯は甚だ大なり。故に「三才圖會」〔は〕『鶯に似て小なり』と謂へり」は上記の通り、種誤認があるのでこの注は無化される。

「間〔(まま)〕黑し」しばしば黒くもある、と言う意味なのだが、それより、白い部分の「間」(あいだ)に黒が混じると言う方がしっくりくるのだか。

「深山畫眉鳥〔(みやまほほじろ)〕」ホオジロ属ミヤマホオジロ Emberiza elegansウィキの「ミヤマホオジロ」より引く。ユーラシア大陸東部の中国・朝鮮半島・日本・ロシア南東部に分布する。夏季に中国や朝鮮半島・『ウスリーなどで繁殖し、冬季には中華人民共和国南部や日本、台湾へ南下し』て『越冬する』。『日本では冬季に基亜種が主に本州中部以西、四国、九州に飛来(冬鳥)する。東日本での越冬数は少ない』。『広島県(西中国山地)や長崎県(対馬』『)では繁殖例がある』。『和名のミヤマは山奥ではなく「遠隔地」を指し、以前は朝鮮半島での繁殖は確認されていたものの』、『日本での繁殖が確認されていなかった事に由来する』。全長は約十六センチメートル、翼開長は約二十一センチメートルで、『雌雄ともに頭頂の羽毛が伸長(冠羽)』『する』。『尾羽の色彩は褐色で、外側の』二『枚ずつに白い斑紋が入る。種小名のelagansは「優雅な」の意。オスは冠羽がより発達する。腹部は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)や喉は黄色で、嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒い筋状の斑紋(過眼線)が入る。胸部に三角形の黒い斑紋が入る。メスは喉から胸部は淡褐色、腹部は汚白色の羽毛で覆われる。眉斑は黄褐色。キマユホオジロ』(ホオジロ属キマユホオジロ Emberiza chrysophrys:シベリア中部で繁殖し、冬季は中国中部及び南東部に渡って越冬する。日本では数少ない旅鳥として主に西日本に渡来し、日本海側の島嶼部では春秋の渡りの時期に毎年記録され、特に対馬では春にかなり普通に観察される種である)『に似ているが、オスはキマユホオジロが眉線のみが黄色に対して、眉線と喉部が黄色』い。『平地から丘陵にかけての開けた森林や林縁に生息する。広い草地や農耕地の中央部など開けた場所に出ることはほとんどない』。『公園でも見られる』。『冬季には小規模な群れを形成し生活し、他の同属の種(カシラダカやホオジロなど)と混群することもある』。『危険を感じると』、『地表から飛翔し』、『樹上へ逃げる。食性は植物食傾向の強い雑食で、種子、昆虫、クモ類などを食べる。地表で採食を行う。繁殖形態は卵生。草の根元にコケや獣毛を組み合わせた皿状の巣を作』る。『繁殖期にオスは「チー チュチュリ チュルル チィチュリ チチ」と早口でさえずる』。『飛翔は小さな波形』。『地鳴きの声は「チッチッ」』。古くより、『「和鳥四品」』(他の三種はオオルリ(スズメ目ヒタキ科オオルリ(大瑠璃)属オオルリ Cyanoptila cyanomelana)・キビタキ(スズメ目ヒタキ科キビタキ(黄鶲)属キビタキ Ficedula narcissina)・コマドリ(スズメ目ツグミ科コマドリ属コマドリ Erithacus akahige akahige)『のひとつであった』とある。

「頰赤鳥(ほあかどり)」スズメ目スズメ亜目ホオジロ科ホオジロ属ホオアカ Emberiza fucataウィキの「ホオアカによれば、中国北東部及び南部・ヒマラヤ山脈西部・シベリア南東部・『モンゴルで繁殖し、北方のものは朝鮮半島南部から中国南部やインドシナ北部に渡』って『越冬する。日本では夏季に北海道、本州北部の高地や平地、本州中部以南の高地で繁殖するとされていたが、近年、山口県では海岸近くの低地での繁殖が確認され、また秋吉台でも繁殖している。冬季は本州西部、四国、九州で越冬する(留鳥)』。全長は十五~十六センチメートル、体重十九~二十六グラム。『側頭部に赤褐色の斑紋があるのが和名の由来。腹面は白く、体側面には褐色の縦縞が入り、メスは少々、色が薄い』。『オスの夏羽は頭部が灰色になり、胸部に黒と赤褐色の横帯が』一『対ずつ入る』。『平地から山地の草原や河川敷、農耕地に生息する。非繁殖期には単独か小規模な群れを形成して生活』し、『食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子等を食べる。主に地上で採餌する』。『日本での繁殖期は』五~七『月で、藪や低木の樹上に枯れ草を束ねたお椀状の巣を作』り、一回に三~六『個の卵を産む。抱卵期間は約』十二『日で、雌が抱卵する。雛は約』十二『日で巣立ちする』とある。割注にある通り、良安は単に和名で対となることから、参考にここに示した訳だが、同属であり、極めて正当な配置となったのである。

「青鵐(あをじ)」ホオジロ属アオジ亜種アオジ Emberiza spodocephala personataウィキの「アオジによれば、夏季に中国・ロシア南東部・『朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中』『国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し』て『越冬する。日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬する。また少数ながら』『基亜種』(シベリアアオジ Emberiza spodocephala spodocephala)『が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来する』。全長十四~十六・五センチメートル、体重十六~二十五グラム。『上面は褐色の羽毛で覆われ、黒い縦縞が入る。中央部』二『枚の尾羽は赤褐色。外側の左右』五『枚ずつは黒褐色で、最も外側の左右』二『枚ずつは白い』。『上嘴は暗褐色、下嘴の色彩は淡褐色。後肢の色彩は淡褐色』。『オスは眼先や喉が黒い』。本邦の標準種であるアオジ Emberiza spodocephala personata は、『下面が黄色い羽毛で覆われ、喉が黄色い。オスの成鳥は頭部は緑がかった暗灰色で覆われ、目と嘴の周りが黒い』。『和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意で』、『オスの色彩に由来する』。漢字表記では他に「蒿鵐」「蒿雀」があるが、『「蒿」はヨモギの意。メスの成鳥は緑褐色の羽毛で覆われ、上面が緑褐色の羽毛で覆われる。色合いなどはノジコ』(野路子・野地子。ホオジロ属ノジコ Emberiza sulphurata)『に似ており、素人では見分けが困難である』。アオジは『開けた森林や林縁に生息』し、『非繁殖期には藪地などにも生息する。非繁殖期には群れを形成することもあるが、単独でいることが多い。用心深い性質で、草むらの中などに身を潜める』。『植物の種子や昆虫類を食べる。地上で採食する』。『地表や低木の樹上に植物の茎や葉を組み合わせたお椀状の巣を作り』、五~七『月に』一『回に』三~五『個の卵を産む。抱卵期間は』十四~十五『日で、雌が抱卵し、雛は孵化してから』十二~十三『日で巣立つ』。『雄は繁殖期に縄張りをもち、高木の上などの高所でさえずる』とある。

「蒿〔(よもぎ)〕」キク目キク科キク亜科ヨモギ属ヨモギ変種ヨモギ Artemisia indica var. maximowiczii。東洋文庫訳は『藁(わら)』とするが、これは判読の誤りではなかろうか?]

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