濱づたひ 國木田獨步
濱づたひ
夕日まばゆき砂山こえて
われ心無く濱づたひ
沖の白帆や眞帆白帆
浮世の波を知らずがほ
[やぶちゃん注:初出不詳。「抒情詩」本文では一行目は「夕日まばゆき砂山こえて」であるが、原書には巻末に「正誤表」があり、そこで以上のように訂されてある。カラー画像で鮮明な国文学研究資料館の「近代書誌・近代画像データベース」の「抒情詩」(高知市民図書館近森文庫所蔵)の当該頁画像で示しておく。]
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濱づたひ
夕日まばゆき砂山こえて
われ心無く濱づたひ
沖の白帆や眞帆白帆
浮世の波を知らずがほ
[やぶちゃん注:初出不詳。「抒情詩」本文では一行目は「夕日まばゆき砂山こえて」であるが、原書には巻末に「正誤表」があり、そこで以上のように訂されてある。カラー画像で鮮明な国文学研究資料館の「近代書誌・近代画像データベース」の「抒情詩」(高知市民図書館近森文庫所蔵)の当該頁画像で示しておく。]