フォト

カテゴリー

The Picture of Dorian Gray

  • Sans Souci
    畢竟惨めなる自身の肖像

Alice's Adventures in Wonderland

  • ふぅむ♡
    僕の三女アリスのアルバム

忘れ得ぬ人々:写真版

  • 縄文の母子像 後影
    ブログ・カテゴリの「忘れ得ぬ人々」の写真版

Exlibris Puer Eternus

  • 僕の愛する「にゃん」
    僕が立ち止まって振り向いた君のArt

SCULPTING IN TIME

  • 熊野波速玉大社牛王符
    写真帖とコレクションから

Pierre Bonnard Histoires Naturelles

  • 樹々の一家   Une famille d'arbres
    Jules Renard “Histoires Naturelles”の Pierre Bonnard に拠る全挿絵 岸田国士訳本文は以下 http://yab.o.oo7.jp/haku.html

僕の視線の中のCaspar David Friedrich

  • 海辺の月の出(部分)
    1996年ドイツにて撮影

シリエトク日記写真版

  • 地の涯の岬
    2010年8月1日~5日の知床旅情(2010年8月8日~16日のブログ「シリエトク日記」他全18篇を参照されたい)

氷國絶佳瀧篇

  • Gullfoss
    2008年8月9日~18日のアイスランド瀧紀行(2008年8月19日~21日のブログ「氷國絶佳」全11篇を参照されたい)

Air de Tasmania

  • タスマニアの幸せなコバヤシチヨジ
    2007年12月23~30日 タスマニアにて (2008年1月1日及び2日のブログ「タスマニア紀行」全8篇を参照されたい)

僕の見た三丁目の夕日

  • blog-2007-7-29
    遠き日の僕の絵日記から

サイト増設コンテンツ及びブログ掲載の特異点テクスト等一覧(2008年1月以降)

無料ブログはココログ

« 夏の海 すゞしろのや(伊良子清白) | トップページ | 箒木集 すゞしろのや(伊良子清白) »

2019/05/26

ミッション・インポッシブル フォール・アウト

一昨日、横浜に頭を散髪に行く途中で無性に「ミッション・インポッシブル フォール・アウト」を見たくなって、二年振りにDVDを買いに行ったら、ニ店舗探しても単品無しで、シリーズ6作揃いセット(¥8400)しかなく、かなりムッときたが(初回は映画館で、Ⅱ以降は総てDVDを持っているからである)、仕方なく買った。CD同様、ネット配信で手に入るそれを買う人間も、化石に等しい時代となったようだ。
しかし、トム・クルーズはやっぱ! 半端なく凄いな!
特典ディスクの「フォール・アウト」のメイキング映像を見て、あの高高度ダイヴィング(「ヘイロウ・ジャンプ」(高高度降下低高度開傘)シーン)の実演と演技、ラストのヘリの追跡シークエンスでの総て自分独りで乗って操縦し、しかもしっかり演じているというのには、正直、たまげた。
彼のように、超危険なスタント・シーンをテツテ的にこなすことを「古武士」のように自己に課すという俳優というのは、スタッフらが口を揃えて言っているように、向後、そうそう出ないという気が確かにした。
クリストファー・マッカリー監督(彼による脚本も恐らくシリーズ出色の出来と思う)もトム・クルーズも生身で演ずることの覚悟を、シンプルに――観客(大衆)は「噓(作り物)を必ず見破る」――と言っている。
これはまた、世の総ての、ロクなことをしていない誰彼どもの座右の銘とすべき謂いだろう。

« 夏の海 すゞしろのや(伊良子清白) | トップページ | 箒木集 すゞしろのや(伊良子清白) »