ひと雫 伊良子暉造(伊良子清白)
ひ と 雫
流れてたえぬいくすぢの、
川はいづこにおつるらむ、
大うな原のひとしづく、
千々の川こそこもるらめ。
[やぶちゃん注:明治二八(一八九五)年十月の『靑年文』掲載。署名は本名の伊良子暉造。]
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ひ と 雫
流れてたえぬいくすぢの、
川はいづこにおつるらむ、
大うな原のひとしづく、
千々の川こそこもるらめ。
[やぶちゃん注:明治二八(一八九五)年十月の『靑年文』掲載。署名は本名の伊良子暉造。]