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わ か め
苅れたか かれたか
雪の日の わかめ
雪の朝あけ
わかめを苅れば
濡れた細葉の
うすみどり
[やぶちゃん注:昭和五(一九三〇)年一月一日発行の『民謠音樂』(第二巻第一号)に先の「暖冬」と「囃子」とともに掲載。署名は「伊良子清白」。]