北原白秋 抒情小曲集 おもひで (初版原拠版) 斷章 二十四
二 十 四
泣かまほしさにわれひとり、
冷(ひ)やき玻璃戶(はりど)に手もあてつ、
窻の彼方(かなた)はあかあかと沈む入日の野ぞ見ゆる。
泣かまほしさにわれひとり。
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二 十 四
泣かまほしさにわれひとり、
冷(ひ)やき玻璃戶(はりど)に手もあてつ、
窻の彼方(かなた)はあかあかと沈む入日の野ぞ見ゆる。
泣かまほしさにわれひとり。
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