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2020/06/13

北原白秋 抒情小曲集 おもひで (初版原拠版) 高機

 

高機

 

高機(たかはた)に

梭投げぬ。

 きりはたり。

 

その胸に

梭投げぬ。

 きりはたり。

 

高機に、

その胸に、

 きりはたり。

 

[やぶちゃん注:「高機」「たかばた」とも読み、手織機の一種。大和(やまと)機、京機ともいう。高機の名称は、居座(いざり)機に対して、腰の位置が高くなっていることからつけられたものであろう。ただ、古文書、特に京都西陣関係の文書或いは呼称に「高機」とある場合は空引(そらひき)機のことで、地方でいう高機を二枚機と称していることに注意すべきである。高機は、五世紀半ば頃、中国の江南地方から伝えられたもので、主として絹織物の製織に使われたが、一般には普及しなかった。近世中期頃から、絹・木綿織物の全国的普及に伴い、中央から各地へ伝わった。現在では伝統的織物を生産する地方に僅かに残されている。構造は二枚以上の綜絖(そうこう:織機の部品で緯(よこ)糸を通すために経(たて)糸を上下に開く器具を言い、「あぜ」とも称する)を使い、踏木(ふみき)を踏んで開口するもので、多くは平織を織ったが、地方により斜子(ななこ)や綾(あや)なども製織した。元々は絹用として製作されているため、機台は長かったが、木綿・麻へも転用されると、長さを短くし、半京(はんきょう)機が生まれた。したがって高機の形式は各地によって特色があり、織物生産の分布範囲や伝播の系統を知ることが出来る(小学館「日本大百科全書」に拠った)。白秋は後に出る「沈丁花」で、『からりはたはた織る機は』『佛蘭西機(ふらんすばた)か、高機(たかはた)か』と西洋織機とはっきり区別して記している。

「梭」機織りに於いて緯糸を巻いた管を入れて、経糸の中を潜らせる、小さい舟形の器具。シャトル(shuttle)。]

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