北原白秋 抒情小曲集 おもひで (初版原拠版) 斷章 二十九
二 十 九
靑梅に金(きん)の日光り、
地は濡れて鈴蟲鳴く。
日暮らしの日暮らしの雨の絕間(たえま)に、
いつしらず鈴蟲鳴く。
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二 十 九
靑梅に金(きん)の日光り、
地は濡れて鈴蟲鳴く。
日暮らしの日暮らしの雨の絕間(たえま)に、
いつしらず鈴蟲鳴く。
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