佐藤春夫「女誡扇綺譚」の修正について
私の佐藤春夫の「女誡扇綺譚」電子化注について、河野龍也先生より、誤った箇所の御指摘を戴いた。大変、ありがたく思っている。明後日より、修正を開始する。
(ブログ版)(サイト版)
先生より、
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芥川の中国紀行が岩波文庫に入ったとき、山田俊治さんが本を送ってくださいました。ご承知のことかと存じますが、解説に藪野様への謝辞が見えたのが強い印象に残っております。大学で文学を学ぶ教室でも、藪野様の広い視野にわたる注釈の恩沢に浴している教員・学生も多いはずですが、ふだんはお世話になる一方でございます。今回このような機会にお話しできるのはありがたく、長年の積み重ねに改めて敬意と感謝を申しあげます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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と過褒を頂戴しました。
私は自分やっていることが、全くは無駄ではないと感じたのでした。
もう少し、僕は生きられる気がしたのです――