譚海 卷之三 本願寺東叡山拜禮
本願寺東叡山拜禮
○東西本願寺關東下向の時は、東叡山へ拜禮に詣らるゝ、其時は山中の休息所は凌雲院大僧正の屋(をく)を定(さだめ)らるゝ事恆例也。但(ただし)休息に立入るゝばかりにて主客對面はなし、對面あればいづれも大僧正なるゆへ威儀むづかしき事ゆゑ然る事といへり。
[やぶちゃん注:「凌雲院大僧正の屋」現存しない。寛永寺子院凌雲院跡(グーグル・マップ・データ)。]
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本願寺東叡山拜禮
○東西本願寺關東下向の時は、東叡山へ拜禮に詣らるゝ、其時は山中の休息所は凌雲院大僧正の屋(をく)を定(さだめ)らるゝ事恆例也。但(ただし)休息に立入るゝばかりにて主客對面はなし、對面あればいづれも大僧正なるゆへ威儀むづかしき事ゆゑ然る事といへり。
[やぶちゃん注:「凌雲院大僧正の屋」現存しない。寛永寺子院凌雲院跡(グーグル・マップ・データ)。]