現在進行中の萩原朔太郎の未発表詩篇の正規表現版電子化をペンディング、及び、詩集「月に吠える」「靑猫」「蝶を夢む」「氷島」「宿命」の詩篇の草稿の追加について
現在、私は萩原朔太郎の未発表詩篇の正規表現版電子化注を進行中であるが、その過程で、筑摩版「萩原朔太郞全集」第一巻にある、詩集「月に吠える」「靑猫」「蝶を夢む」及び第二巻の「氷島」「宿命」の草稿詩篇の電子化がかなり抜けていたことに気づいた(後の「氷島」「宿命」(一篇のみ)は現存草稿が前の三詩集に比すと、非常に少ない)。
そこで、先行する「月に吠える」「靑猫」「蝶を夢む」「氷島」「宿命」の各詩篇の正規表現版の電子化注に、そこに草稿があるものについて、それを追加する作業にこれより入ることにした。一部、古くに単独で電子化したものがあり、小学館版の旧詩集の注で電子化したものもあるのであるが、完全に電子化したものを除き、今回、新たに、概ね、各々の決定稿の後に新規に電子化して示すこととする(古いもので代替する場合は、再度、校訂を行った)。それが、正しく容易に決定稿と比較出来ると考えるからである(長詩については別にしたものもある)。
そのため、未発表詩篇の電子化は一時的にペンディングする。
なお、前の三詩集「月に吠える」「靑猫」「蝶を夢む」「氷島」の全正規表現詩版の電子化注は、その総てが、ブログ・カテゴリ「萩原朔太郎」の方にあるので注意されたい。
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