「南方隨筆」版 南方熊楠「今昔物語の硏究」 一~(2) / 卷第四 天竺人於海中値惡龍人依比丘敎免害語第十三(注の最後で特殊な処理を施した参考文を挿入)
[やぶちゃん注:本電子化の方針は「一~(1)」を参照されたい。熊楠が採り上げた当該話はこちらで電子化訳注してあるので、まず、それを読まれたい。]
〇物語集卷四天竺人於二海中一値二惡龍一人依二比丘敎一免ㇾ害語第十三《天竺の人、海中にて惡龍(あくりう)に値(あ)へる人、比丘の敎へにより、害を免れる語(こと)第十三》は三國傳記に出た同話異文を芳賀博士は引て居るが、此話の根本を擧て居らぬ。其根本話は、比丘道略集羅什譯、衆經撰雜譬喩經下に、昔有二屠兒一、欲供二養道人一、以二其惡一故、而無二往者一、後見二一新學沙門威儀詳序一、請歸飯二食種種餚饍一、食訖還請二此道人一、願終身在二我家一食、道人卽便受ㇾ之、玩習既久、切見下在二其前一殺生上、不二敢呵一ㇾ之、積有二年歲一、後屠兒父死、作二河中鬼一、以ㇾ刀割ㇾ身、卽復還、復道人渡ㇾ河、鬼捉ㇾ船曰、沒二此道人一著二河中一、乃可ㇾ得ㇾ去、船人怖曰、鬼言、吾家昔日供二養此道人一、積年不ㇾ呵二我殺生一、今受二此殃一、恚故欲耳、船人曰、殺生尙受二此殃一、況乎道人、鬼曰、我知ㇾ爾、恚故耳、若能爲ㇾ我布施、作ㇾ福呼ㇾ名呪願、我便相放、船人盡許二爲作一ㇾ福、鬼便放之、道人卽爲ㇾ鬼作ㇾ會、呼ㇾ名呪願、餘人次復爲作ㇾ會、詣二河中一、呼ㇾ鬼曰、卿得ㇾ福未、鬼曰卽得、無二復苦痛一、船人曰、明日當二爲卿作一ㇾ福、得二自來一不、鬼曰得耳、鬼旦化作二婆羅門像一來、手自供養、自受二呪願一、上座爲說經、鬼卽得二須陀洹道一、歡喜而去、是以主客之宜、理有二諫正一、雖ㇾ墮二惡道一、故有二善緣一、可ㇾ謂二善知識一者是大因緣也《昔、屠兒(とじ)[やぶちゃん注:家畜などの獣類を殺すことを生業(なりわい)とした人。ひどく差別されたことはご存知の通り。以下の「惡なるを……」以下はその殺生の故である。]、有り、道人を供養せん[やぶちゃん注:自身の殺生の業(ごう)を供養して貰うために僧に布施をしたいと思ったのである。]と欲す。その惡なるを以つての故に、往(おもむ)く者、無し。後(のち)、一(ひとり)の新學の沙門の、威儀、詳序(しやうじよ)なる[やぶちゃん注:述べ語る内容が非常に詳しかったのを。]を見て、請ひ歸りて、種種の餚饍(かうぜん)[やぶちゃん注:豪華な料理。御馳走。]を飯-食(く)はせしめ、食ひ訖(をは)りて還(ま)た、此の道人に請ひて、「願はくは、終身、我が家に在りて食せんことを。」と。道人、卽ち、之れを受く。玩-習(なれしたし)むこと、既に久しくして、切(しき)りに、其の前に在りて殺生せるを見るも、敢へて之れを呵(せ)めず。積もりて、年歲(ねんさい)、有り。後、屠兒の父、死し、河(かは)の中の鬼(き)となり、刀を以つて、身を割き、乃(すなは)ち、復た、還る。後、道人、河を渡るに、鬼、船を捉へて曰はく、「此の道人を沒して、河中に著(お)かば、乃(すなは)ち去るを得べし。」と。船人(ふなびと)、怖れ、白(まう)す[やぶちゃん注:その訳を尋ねたの意であろう。]。鬼の言(いは)く、「吾が家(いへ)、昔日、此の道人を供養す。積年、吾が殺生を呵めず、今、此の殃(わざは)ひを受く。恚(うら)むが故に殺すのみ。」と。船人曰はく、「殺生すら、尙ほ、此の殃ひを受く、況んや、道人をや。」と。鬼曰はく、「我れ、爾(こ)れ[やぶちゃん注:その僧がこの船に乗っていることであろう。]を知るは、恚むが故のみ。若(も)し、能く我が爲めに布施して、福を作(な)し、名を呼びて、呪願(じゆぐわん)せば、我れ、便(すなは)ち、相ひ放(ゆる)さん。」と。船人、盡(ことごと)く、爲めに、福を作さんことを許(ききとど)けり。鬼、便ち、之れを放つ[やぶちゃん注:船が普通に航行出来るように放した。]。道人、卽ち、鬼の爲めに會(ゑ)を作(な)し、名を呼びて、呪願す。餘人[やぶちゃん注:同船している他の乗客。]も、次に、復た、爲めに會を作し、河中に詣(まゐ)り、鬼を呼びて曰はく、「卿(けい)[やぶちゃん注:尊敬の二人称。]、福を得しや、未だしや。」と。鬼曰はく、「卽ち、得たり、復た、苦痛、無し。」と。船人曰はく、「明日、當に卿のた爲めに福を作すべし。自(みづか)ら來たるを、得るや不(いな)や。」と。鬼曰く、「得(う)。」と。鬼、旦(あした)に化(け)して、婆羅門の像(すがた)と作(な)りて、來たり、手ずから、供養し、自ら、呪願を受く。上座[やぶちゃん注:高位の僧。ここはかの僧侶を指す。]、爲めに、說經す。鬼、卽ち、須陀洹道(しゆだをんだう)[やぶちゃん注:サンスクリット語の「流れに従って与かる者」の意の「スローターパンナ」の漢音写。煩悩を脱して聖者の境地に入った位を得ることを言う。四果(しか)の第一。]を得、歡喜して去る。是(ここ)を以つて主・客の宜(よしみ)には、理(ことわり)として諫正すること有るべきなり。惡道に墮(お)つと雖も、故(もと)は、善緣、有り。善知識と謂ふべき者は、是れ、大因緣なり。》、次に、昔有二賈客一、入ㇾ海採ㇾ寶、逢二大龍神一、擧ㇾ船欲ㇾ飜、諸人恐怖、龍曰、汝等頗遊二行彼國一不、報言、曾行過ㇾ之、龍與二一大卵一、如二五升瓶一、汝持二此卵一、埋二彼國市中大樹下一、若不ㇾ爾者、後當ㇾ殺ㇾ汝、其人許ㇾ之、後過二彼國一、埋ㇾ卵著二市中大樹下一、從ㇾ是以後、國多二災疾疫氣一、國王召二道術一占ㇾ之、云有二蟒卵一在二國中一、故令ㇾ有二災疫一、輒推掘燒ㇾ之、病悉除愈、賈客人後入ㇾ海、故見二龍神一、重問事狀、賈人曰、昔如二神敎一、埋二卵市中一、國中多有二疾疫一。王召二梵志一占ㇾ之、推得焚燒、病者悉除、神曰、恨不ㇾ殺二奴輩一、船人問、神何故乃爾也、神曰、卿曾聞三某國有二健兒某甲一不、曰、聞ㇾ之、已終亡矣、神曰、我是也、我平存時、喜陵二擽國中人民一、初無下敎二呵我一者上、但奬ㇾ我、使三我墮二蟒蛇中一、悉欲ㇾ盡ㇾ殺ㇾ之耳、是以人當二相諫從ㇾ善相順一。莫下自恃二勢力一、陵二擽於人一、坐招中其患上、三惡道苦、但可ㇾ聞ㇾ聲、不ㇾ可二形處一《昔、賈客(こきやく)[やぶちゃん注:商人。]有り、海に入りて寶を採る。大龍神の、船を擧げて、飜(くつが)へさんと欲(す)るに逢ふ。諸人、恐怖す。龍曰はく、「汝ら、頗る彼(か)の國に遊行するや不(いな)や。」と。報(こた)へて曰はく、「曾つて行き、之れを過(よ)ぎるなり。」と。龍、一つの大きなる卵(たまご)の、五升瓶のごときを與へ、「汝、此の卵を持ちて、彼の國の市中(いちなか)の大樹の下に埋(うづ)めよ。若(も)し爾(しか)せずんば、後に汝を殺すべし。」と。其の人、之れを許す。後、彼の國を過ぎり、卵を埋むるに、市中の大樹下に著(お)けり。是れより以後、國に、災ひ・疫疾(えやみ)の氣(き)、多し。國王、道術を召して、之れを占ふ。云はく、「蟒(うわばみ)の卵、國の中に在り、故に災ひ・疫(えやみ)を有らしむ。」と。輒(すなは)ち、推(たづ)ねて、掘り、之れを燒くに、病ひ、悉く、除かれ、愈(い)えたり。賈客の人、後(のち)、海に入りて、故(ことさら)に龍神に見(まみ)ゆ。重ねて事狀(じじやう)を問ふ。賈人曰はく、「昔、神の敎へしごとく、卵を市中に埋むるに、國中、多く、疾疫あり。王、梵志(ぼんじ)[やぶちゃん注:「ぼんし」とも。バラモン教の僧を指す語。]を召して、之れを占ひ、推(たづ)ねて、焚-燒(やきはら)ひ、病む者、悉(ことごと)く除(い)ゆ。」と。神曰く、「恨むらくは、奴輩(やつばら)を殺さざるを。」と。船人、問ふ、「神は何故に、乃(すなは)ち爾(しか)するや。」と。神曰はく、「卿(けい)、曾つて、某國に健兒の某-甲(なにがし)の有りを聞けるや不(いな)や。」と。曰はく、「之れを聞けど、已に終-亡(なくな)れり。」と。神曰はく、「我れは、是れなり。我れ、平-存(いきてあ)りし時、喜(この)みて、國中(くにぢゆう)の人民を陵-擽(ふみにじ)るに、初めより、我れを、敎え、呵(せ)むる者、無く、但(た)だ、我れに奬(すす)め、我れをして蟒-蛇(うわばみ)の中(なか)に墮とせしむ。悉く、之れを殺し盡くさんと欲するのみ。」と。是れを以つて、人は、當(まさ)に相ひ諫(いさ)め、善に從ひてぞ、相ひ順(やはら)ぐべし。自(みづか)ら勢力を恃んで、人を陵-擽(ふみにじ)り、坐(よ)りて、其の患(わざはひ)を招くこと莫(な)かれ。三惡道は苦(くる)し。但(た)だ聲は聞くべくも、形(からだ)、處(を)るべからず」と》、此の二つの相似た談が、此經に相雙んで出て居るを見て、作合わせて今昔の四の十三語[やぶちゃん注:「のこと」と訓じておく。]を生じたのだらう、東晉の譯ならんてふ佛說目連問戒律中五百輕重事經には、龍の舊師が免る可からざるを知て、自ら進んで水に投じて死んだとして云く、昔迦葉佛時、有二一比丘一、度二弟子一不ㇾ敎ㇾ誡、弟子多作二非法一、命終生二龍中一、龍法七日一受ㇾ對時、火燒二其身一、肉盡骨在、尋復還復、復則復燒、不ㇾ能ㇾ堪ㇾ苦、便自思惟、我宿何罪、致二苦如ㇾ此一耶、便觀二宿命一、自見本作二沙門一、不ㇾ持二禁戒一、師亦不ㇾ敎、便作二毒念一、恚二其本師一、念二欲傷害一、會後其師、與二五百人一、乘ㇾ船渡ㇾ海、龍便出ㇾ水捉ㇾ船、衆人卽問、汝爲是誰、答我是龍、問汝何以捉ㇾ船、答汝若下二此比丘一、放ㇾ汝使ㇾ去、問此比丘何豫二汝事一、都不ㇾ索二餘人一、獨索二此比丘一者何、龍曰、此比丘、本是我師、不ㇾ敎二誡我一、使下我今日受中如ㇾ此苦痛上、是以索ㇾ之、衆人事不ㇾ得ㇾ止、便欲下捉二此比丘一下著中水中下、比丘曰、我自入ㇾ水、不ㇾ須ㇾ見ㇾ捉、卽便投ㇾ水喪二身命一滅、以ㇾ此驗ㇾ之、度ㇾ人事大不ㇾ可ㇾ不二敎誡一《昔、迦葉佛の時、一比丘有り、弟子を、度して敎戒せず、多く、非法を作(な)す。命、終へて、龍の中(なか)に生まる。龍の法、七日に一たび、對(むくい)を受くる時、火、其の身を燒き、肉、盡きて、骨、在り。尋(つい)で、復(ま)た、還り、復た、則ち、復た、燒かれ、苦しみに堪ふ能はず。便(すなは)ち、自(みづか)ら思惟して、「我れ、宿(むかし)、何の罪ありてか、此(か)くのごとき苦しみを致すや。」と。便ち、宿命を觀ずるに、自ら見(けみ)して、「本(もと)、沙門と作(な)りて、禁戒を持(じ)せず、師も亦、敎へざりき。」と。便ち、毒念(どくねん)を作し、その本師を恚(うら)み、「傷害せん。」と念欲(ねんよく)す。會(たまた)ま、後(のち)、其の師、五百人と、船に乘り、海を渡る。龍、便ち、水を出でて、船を捉ふ。衆人、卽ち、問ふ、「汝は、是れ、誰(たれ)と爲すや。」と。答へて、「我れは、是れ、龍なり。」と。問ふ、「汝、何を以つてか船を捉ふるや。」と。答へて、「汝、若(も)し、此の比丘を下ろさば、汝を放ちて去らしめん。」と。問ふ、「この比丘、何ぞ、汝の事に豫(あづか)るや。都(すべ)て、餘人を索(もと)めずして、獨り、此の比丘のみを索むるは、何ぞや。」と。龍曰はく、「此の比丘、本(もと)、是れ、我が師なり。我れを敎戒せず、我をして、今日(こんにち)、此くのごとく苦痛を受けせしむ。是れを以つて、之れを索む。」と。衆人、事(こと)やむを得ずして、便ち、此の比丘を捉へて、水中に著(お)かんと欲(ほつ)す。比丘曰わく、「我れ、自ら、水に入らん。須(すべか)らく捉らへらるべからず。」と。卽ち、便ち、水に投じ、身命を喪ひて、滅す。此れを以つて、之れを驗(み)れば、人を度するに、敎戒せざるべからず。》。[やぶちゃん注:以上の「佛說目連問戒律中五百輕重事經」については、熊楠の引用文には、かなりの有意な原本からの脱落部が存在し、返り点の位置もどうも妙なところがある。これでは正常に読むことが出来ないので、「大蔵経データベース」の当該部を、丸々、本文では引用した。実際の底本「南方隨筆」所収の本文(右ページ一行目から次のページの三行目まで)とは大きく異なるので、必ず、対照して読まれたい。
なお、「南方隨筆」ではこのパートはここで終わっているのであるが、恐らくは初出の大正二(一九一三)年八月発行の『鄕土硏究』初出に拠ったものと思われる「選集」版では、以下の一段落が存在する。新字新仮名である上に、南方熊楠による表記を恣意的に弄っている。しかし、『鄕土硏究』の当該号はネットでは見られないことから、その「選集」版を、ここまでの電子化で覚えた熊楠の表記癖に直して、以下に参考までに掲げておく。特殊な仕儀なので注意されたい。読みは筑摩書房「全集」版(筑摩「選集」版の底本)編者によって添えられた可能性が頗る高いが、総て歴史的仮名遣に従って残しておいた。或いは、ここも初出は総て漢文なのかも知れないと考え、「大蔵経データベース」で当該部を確認出来たので、一部の漢字を正字化し、また、句点を読点に代えて、今までのように本文にぶち込んで、訓読部を《 》後に置いた。但し、返り点は無しの白文にしておいた。この仕儀で、少なくとも「選集」版のそれよりも遙かに原形に近いものを復元出来たかも知れぬと、ちょいとばかり、自負している。
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又東晉頃の譯本ちふ阿育王譬喩經には平素豕(ぶた)を殺した者恆水(ガンジスがは)の鬼と也、曾て豕を殺すを諫めなんだ道人を捉り殺さうと爲たとし、云く、昔有賢者、居舍衞國東南三十里、家門奉法供養道人、家公好喜殺猪賣肉、道人漸漸知之、未及呵誡。老公遂便命終、在恒水中受鬼神形云々、後日道人渡恒水、在正與鬼神相値、其鬼便出半身在水上、捉船顧言、捉道人著水中、不者盡殺船上人、時有一賢者便問鬼神、何以故索是道人、鬼神言、我在世間時供養道人、道人心知我殺猪賣肉、而不呵誡我、是以殺道人耳、賢者便言、君坐殺猪乃致此罪、今復欲殺道人、罪豈不多乎、鬼神思惟、實如賢者之言、便放令去、道人得去、還語其家、子孫爲作追福、神卽得免苦、示語後世人、道人受供養不可不教誡時《『昔、賢者、有り、舍衞國の東南三十里に居れり。家内、法を奉じ、道人に供養す。家公(かこう)、好-喜(この)みて猪(ぶた)を殺し、肉を賣れり。道人、漸々(やうや)う、之れを知れども、未だ呵(せ)め誡(いまし)むるに及ばず。老公、遂に便(すなは)ち、命、終(を)へ、恆水(こうすい)の中にあって鬼神(きしん)の形を受く』云々。『後日、道人、恒水を渡り、正に鬼神と相ひ値(あ)ふ。其の鬼、便ち、半身を出だして水上に在り、船を捉へて顧みて言はく、「道人を捉へて水中に著(お)け。不者(しからず)んば、盡(ことごと)く、船上の人を、殺さん。」と。時に、一賢者、有り、便ち、鬼神に問ひて、「何を以つての故に是の道人を索(もと)むるや。」と。鬼神、言はく、「我れ、世間に在りし時、道人を供養す。道人、心には、我れ、豚を殺し、肉を賣るを知れり。而(しか)れども、我れを、呵め誡めず。是(これ)を以つて、道人を殺すのみ。」と。賢者、便ち、言はく、「君、豚を殺せしに坐(よ)りて、乃(すなは)ち、此の罪を致す。今、復た、道人を殺さんと欲す。罪、豈(あに)多からざらんや。」と。鬼神、思惟するに、「實(まこと)に。賢者の言(げん)のごとし。」と。便ち、放(ゆる)して去らしめ、道人、去るを得たり。還りて、其の家に語り、子孫の爲めに、追福を作(な)す。神、卽ち、苦しみを免(まぬが)るるを得たり。後世の人に示す。「道人、供養を受くれば、敎へ誡めざるべからず。」と。』。》。
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