尾形龜之助第三詩集「障子のある家」再版本に基づく縦書PDF化作業始動
遅蒔き乍ら、遂に昨日、国立国会図書館の本登録を完了し、「国立国会図書館内/図書館・個人送信限定」で、尾形龜之助の第三詩集「障子のある家」(限定版。但し、昭和二三(一九四八)年再版本。初版は昭和五(一九三〇)年九月発行の私家版で限定七十部の非売品)の画像を全篇見ることが出来るようになった。当初、私のサイト版の同詩集の「恣意的正字化版(附 初出稿復元)」を修正する形で始めようと思ったが、やはり正規表現版は縦書にしたいと思い、ワードで以上の原本画像を視認して凡て作り直し、後にPDF縦書版で公開することとした。
また、国立国会図書館デジタルコレクションの画像は申請しないと、使用できない上、モノクロームであるため、ちょっと悲しくなった。そこで、今朝、ネットを検索したところ、hkurukuru氏のブログ「●古本屋●掘り出しモノショップ くるくる 営業日記●」の「●障子のある家●尾形亀之助エッセイ●1930●即決の詳細写真」に、同原本の複数の画像を見つけたので、まずは、それを参考にして、表紙の中央にある特異なそれを(オレンジ色の折り紙の風車の中に「をがたかめのすけ」のひらがなが印字されたイラスト)、ソフトを用いて、独自に作ってみた。ソフトがしょぼいので、かなり苦労したが、御笑覧あれ。
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