譚海 卷之十一 井戶茶わんの事
○「井戶」と云(いふ)は高麗燒也。南京燒よりも、高麗を茶事には賞翫する也。
最初、井戶左馬之助と云(いふ)人、朝鮮陣の時、持來(もちきたり)せしより、「井戶燒」と號して、珍重に賞翫する也。其子孫、御家人にて、今に本所に住居(すまい)也。
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○「井戶」と云(いふ)は高麗燒也。南京燒よりも、高麗を茶事には賞翫する也。
最初、井戶左馬之助と云(いふ)人、朝鮮陣の時、持來(もちきたり)せしより、「井戶燒」と號して、珍重に賞翫する也。其子孫、御家人にて、今に本所に住居(すまい)也。