譚海 卷之十二 金銀錆おとす法の事
○金銀、錆(さび)を落(おと)すには、「あく」[やぶちゃん注:「灰汁(あく)」。]をせんじたる湯の中へ、ひたして、取出(とりいだ)せば、さび、おちて、もとの色に、てる也。
張付(はりつけ)の金紙、さびたるには、「わら灰」の湯を、紙に、ひたし、夫(それ)にて、ぬぐふ時は、曇りたる所、殘らず落(おつ)る也。
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○金銀、錆(さび)を落(おと)すには、「あく」[やぶちゃん注:「灰汁(あく)」。]をせんじたる湯の中へ、ひたして、取出(とりいだ)せば、さび、おちて、もとの色に、てる也。
張付(はりつけ)の金紙、さびたるには、「わら灰」の湯を、紙に、ひたし、夫(それ)にて、ぬぐふ時は、曇りたる所、殘らず落(おつ)る也。