譚海 卷之十二 朝士中根平藏殿狂歌の事
○「御旗本中根平藏と申(まふす)人、年久敷(としひさしく)、御右筆を勤(つとめ)給ひしが、あるとき、狂歌あり。
筆もちてあたまかく山五十年
男なりやこそ中根平藏
是を、有德院樣、御聞遊(おききあそば)され、御加增下されける。」
と、いへり。
[やぶちゃん注:「有德院」徳川吉宗。]
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○「御旗本中根平藏と申(まふす)人、年久敷(としひさしく)、御右筆を勤(つとめ)給ひしが、あるとき、狂歌あり。
筆もちてあたまかく山五十年
男なりやこそ中根平藏
是を、有德院樣、御聞遊(おききあそば)され、御加增下されける。」
と、いへり。
[やぶちゃん注:「有德院」徳川吉宗。]