譚海 卷之十二 八月十五夜菊を鉢うゑする事
○八月十五夜、ちいさき鉢の臺に、土を盛(もり)て、菊のつぼみたるを、切(きり)て、月のあかき前に、もていでて、土中にさせば、よく根付(ねづき)て、鉢の内にて、花をひらく也。
[やぶちゃん注:迷信と一笑することは出来ない。大潮を起こす月の引力によって、夏秋菊(七~九月に開花する)の莟に影響が与えられないとは断言出来ないと私は思う。]
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○八月十五夜、ちいさき鉢の臺に、土を盛(もり)て、菊のつぼみたるを、切(きり)て、月のあかき前に、もていでて、土中にさせば、よく根付(ねづき)て、鉢の内にて、花をひらく也。
[やぶちゃん注:迷信と一笑することは出来ない。大潮を起こす月の引力によって、夏秋菊(七~九月に開花する)の莟に影響が与えられないとは断言出来ないと私は思う。]