譚海 卷之十二 萬事陰陽を具する事
○足袋(たび)の、かたかた、つまりたる、又は、草履(ざうり)の「はなを」、かたかた、ゆるびたる、すべて、同時に出來るものにても、おなじやうにある事は、かたきもの也。
是、陰陽自然の同(おなじ)理(ことわり)、備(そなは)りたる事也。
右左の袖口を、ぬひて、見るに、いつも、少しづつは、かたかた、ちがひて、おなじやうに出來(でき)る事、なし。
是にて、しられたり。
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○足袋(たび)の、かたかた、つまりたる、又は、草履(ざうり)の「はなを」、かたかた、ゆるびたる、すべて、同時に出來るものにても、おなじやうにある事は、かたきもの也。
是、陰陽自然の同(おなじ)理(ことわり)、備(そなは)りたる事也。
右左の袖口を、ぬひて、見るに、いつも、少しづつは、かたかた、ちがひて、おなじやうに出來(でき)る事、なし。
是にて、しられたり。