譚海 卷之十二 芝居狂言座うたひ物の事
○芝居狂言のあへしらひに、一口づつ、うたふは、「わか山ぶし」と云(いふ)もの也。
[やぶちゃん注:「あへしらひ」本来は、「能・狂言で演技の相手役の演技に応じて動くこと」を指すが、ここは、狂言で謡の部分を大勢で謡うことで、囃子座 後方に横に並び、狂言方が謡いを指していよう。
「わか山ぶし」「若山節」。貞享・元祿(一六八四年~一七〇四年)の頃、江戸歌舞伎の唄うたいの上手であった若山五郎兵衛が創始した浄瑠璃節。]
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○芝居狂言のあへしらひに、一口づつ、うたふは、「わか山ぶし」と云(いふ)もの也。
[やぶちゃん注:「あへしらひ」本来は、「能・狂言で演技の相手役の演技に応じて動くこと」を指すが、ここは、狂言で謡の部分を大勢で謡うことで、囃子座 後方に横に並び、狂言方が謡いを指していよう。
「わか山ぶし」「若山節」。貞享・元祿(一六八四年~一七〇四年)の頃、江戸歌舞伎の唄うたいの上手であった若山五郎兵衛が創始した浄瑠璃節。]