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2024/09/10

「和漢三才圖會」植物部 卷第八十四 灌木類 五加

 

Ukogi

 

むこぎ    文章草 追風使

       五花 五佳 白刺

五加     木骨 𧲣𣾰 𧲣節

       金鹽

       【和名無古木

ウヽ キヤアヽ    今宇古木】

[やぶちゃん字注:「𧲣」は「豺」の異体字。]

 

本綱五加以爲藩蘺春生苗又于舊枝上抽條葉莖葉俱

青作叢赤莖高三五尺上有黒剌葉生五釵作簇者良也

三四葉者最多爲次每一葉下生一刺三四月開白花結

青子至六月漸黒色其根若荊根皮黃黒肉白色其葉作

蔬食去皮膚風濕

五加皮【辛温】 根皮也治疝氣腹痛療躄益精堅筋骨釀酒

 飲治風痺四肢攣急仙家最重之造酒用根皮去骨莖

 葉亦可也以水𤋎汁和麹釀米加遠志更良【遠志爲使惡玄参】

[やぶちゃ字注:「𤋎]は「煎」の異体字。]

△按五加挿枝能活其根爲藥者阿波丹波之產良金剛

 山之者次之

 

   *

 

むこぎ    文章草 追風使

       五花《ごくわ》 五佳 白刺《はくし》

五加     木骨《もくこつ》 𧲣𣾰《さいこく》 𧲣節

       金鹽《きんえん》

       【和名、「無古木《むこぎ》」、

ウヽ キヤアヽ    今、「宇古木《うこぎ》。】

[やぶちゃん字注:「𧲣」は「豺」の異体字。]

 

「本綱」に曰はく、『五加《ごか》、以≪つて≫、藩蘺《ませがき》と爲《なす》。春、苗を生《しやう》じ、又、舊枝(ふる《えだ》)の上に、條葉《えだは》を抽《ぬきんで》て、莖・葉、俱《とも》に青し。叢《むらがり》を作《な》す。赤≪き≫莖≪にて≫、高さ、三、五尺。上に黒き剌《とげ》、有《あり》。葉、五釵《ごさ》≪を≫生じ、簇《むれ》を作《なす》者、良《りやう》なり。三《みつ》、四葉《よつば》の者、最《もつとも》、多し《✕→きを》、次と爲《なす》。一葉《ひとは》每《ごと》[やぶちゃん注:「每一葉」は三字熟語の「-」の記号が入るが、私の判断で返して読んだ。]の下《つけね》[やぶちゃん注:東洋文庫訳のルビを採用した。]に、一刺《いつし》を生ず。三、四月、白≪き≫花を開き、青≪き≫子《み》を結ぶ。六月に至りて、漸《やうや》く、黒色≪たり≫。其の根、「荊(いばら)」の根のごとく、皮、黃黒《きぐろ》≪く≫、肉、白色《なり》。其の葉、蔬《そ》[やぶちゃん注:「蔬菜」。]と作《な》して食へば、皮膚≪の≫「風濕《ふうしつ》」[やぶちゃん注:現在のリウマチ。]を去る。』≪と≫。

『五加皮《ごかひ》【辛、温。】』『根の皮なり。疝氣・腹痛を治し、躄(こしぬけ)を療す。精を益し、筋骨を堅くす。酒に釀(つく)り、飲めば、風痺《ふうひ》・四肢≪の≫攣急《れんきふ》[やぶちゃん注:四肢の筋肉が引き攣(つ)ってしまい、運動不能となる症状。]を治す。仙家《せんか》、最も之れを重《おもん》ず。酒に造るに、根の皮を用ひ、骨《ほね》[やぶちゃん注:根の主幹部分。]を去る。莖・葉も亦、可なり。水を以《もつて》、𤋎汁《せんじじる》≪となして、≫麹《かうぢ》を和して、米を釀(かも)す。「遠志《をんじ》」を加へて、更《さらに》良し【「遠志」≪は≫「使《し》」と爲す。「玄参《げんさん》」を惡《い》む。】。』≪と≫。

△按ずるに、五加、枝を挿して、能く、活(つ)く。其の根、藥と爲すは、阿波・丹波の產、良し。金剛山《こんがうさん/ざん》の者、之れに次ぐ。

 

[やぶちゃん注:「五加」は、

双子葉植物綱バラ亜綱セリ目ウコギ科ウコギ属 Eleutherococcus

の総称である。しかし、「維基百科」の「五加属」には二十種が列記されてあり、その内、

Eleutherococcus divaricatus

のみ、中文名がない。調べてみると、「三河の植物観察」の「ケヤマウコギ 毛山五加木」のページで、

ウコギ属ケヤマウコギ Eleutherococcus divaricatus

とあり、シノニムとして Acanthopanax divaricatus が並置されている。別名を「オニウコギ」とし、『在来種』であって『北海道、本州、四国、九州、朝鮮』とあって中国には分布しないらしい。良安の言う「五加」の有力候補の一つとなる。

 而して、そ「維基百科」の「五加属」の殆んどは、中国固有種であるのだが、「刺五加 Eleutherococcus senticosus 」がアジア北東とシベリア一帯に分布し、

「异株五加 Eleutherococcus sieboldianus 」とあるのが、日本及び中国の安徽省等に分布する

とあった。この

 Eleutherococcus sieboldianus は和名「ヒメウコギ」

で、当該ウィキには、『中国原産で、日本各地にも分布する』。『日本へは古い時代に中国から薬用として渡来し』、『救荒植物として民家の垣根や庭などに植えられていたが』、『近年は庭木としてあまり植えられておらず』、『やぶ、荒れ地、山麓などに野生化したものが見られる』とあった。因みに、東洋文庫訳の解説内の「五加」に『(ウコギ科ヒメウコギか)』と推量割注がしてあるが、

日中で共通する種であるから、複数のウコギ類の中で、このヒメウコギが、矛盾を生じない最有力候補の一つ

ではあることになろう。

 ところが、学名の属名に問題があることが、最後になって発覚したのである。「日本メディカルハーブ協会」公式サイト「MEDICAL HERB LIBRARY メディカルハーブ事典」の「Plant Doctorエゾウコギの植物学と栽培」によれば、『 Eleutherococcusという属名は、かつてはウコギ属ではなくエゾウコギ属に充てられ、その当時のウコギ属はAcanthopanaxであり、ウコギ属とエゾウコギ属とは別属に分類されていました』。しかし、『その後、エゾウコギ属をウコギ属Acanthopanaxに含める分類が発表されましたが、Eleutherococcusという属名がAcanthopanaxよりも早く命名されていることから、ウコギ属の属名としてはEleutherococcusを用いるべきとする考えが定着しました』。『現在、World Flora Online』(注に『The Plant Listを引き継ぐかたちで、ミズーリ植物園、ニューヨーク植物園、王立植物園エジンバラ、王立植物園キューの』四つの『植物園によって』二〇一二『年に立ち上げられ』、二〇二〇『年から公開されている植物リストのオープンアクセスデータベース』とあった)『ではAcanthopanaxEleutherococcus(ウコギ属)のシノニムとされ、消滅しています。一方で、日本を含む東アジアではエゾウコギを含むウコギ属の学名としてAcanthopanaxが長く用いられてきたことから、日本の図鑑では今でもこの属名を採用しているものが多く見られます』とあったので、

ウコギ属は、 Eleutherococcus ではなく、 Acanthopanax とするのが正しい

と読める。因みに、このページを発見したのが、この冒頭注を書き終わろうという、一番、最後だったのだが、そこには『表1Eleutherococcus(エレウテロコックス属、ウコギ属)の主要な植物』という項で、恐ろしく膨大な各種データが詳細に書かれている。ウィキの「ウコギ属」何するものぞ! という素晴らしい記載である(その当該ウィキには属名変更の記載はどこにもないのだ!!)。是非、そちらの詳細な種の説明を読まれたい。まあ、しかし、取り敢えず、ウィキの「ウコギ属」を引いてはおく(注記号はカットした)。『落葉性の高木または低木。葉は長枝に互生し、短い枝には束生する。普通』五『枚、ときに』三『枚の小葉からなる掌状複葉で、小葉の縁には鋸歯がある』。五~六『月頃に、短枝の先に花柄を出して、多数の花を散状につける。幹には鋭い棘があり、エゾウコギは細い棘を密生する。多くは雌雄異株で、日本を含む東アジアに約』四十『種知られる。ヒメウコギは、日本のは雌株だけで、果実はつかない』。『日本で一般にウコギと称される植物は、別名でムコギ、ヒメウコギともよばれている中国原産の種で、生け垣などにされる落葉低木である。日本で昔は栽培されていた種とみられているが、一部は野生化している。栽培は、前年に伸びた枝を切り取って、春先の発芽前に挿し木して、梅雨期に日当たりと水はけのよい土地に植えて、肥培される』。『平安時代中期に編纂され、現存する日本最古の薬学書に列する本草学辞典』「本草和名」『(ほんぞうわみょう)、同じく日本最古の漢和対訳百科事典に列する』「和名類聚抄」『(わみょうるいじゅしょう)の解説によれば、ウコギは中国原産と見られる外来種の五加(ウーチァ)であると記されており、現在使用されるウコギの和名漢字「五加木」「五加皮」はこれに由来している。また』、「本草和名」『では牟古岐(むこぎ)と読ませたヒメウコギが紹介されている』。『ヒメウコギやヤマウコギは薬用植物として、根の皮部を五加皮(ごかひ)と称して生薬にする。この根の皮は鎮痛、強壮、強精に用いられ、ホワイトリカーに漬けて、五加酒(五加皮酒)にもできる。五加皮は秋の落葉期に掘り採った根を水洗いし、皮を剥いで刻み、天日乾燥して調製したものである。腰以下を温める効果があり、民間療法では、関節痛、腰痛、インポテンツ、足のむくみに』『水で煎じて』『服用する用法が知られている。根の皮の成分にメトキシサリチルアルデヒドを含み、特有の芳香を発散し、その他パルミチン酸、リノール酸などの脂肪油を含んでいる』。『ウコギ(ヒメウコギ)の新芽は食用にでき、軽く茹でて和え物やお浸しに、生の若葉を刻み入れた炊き込みご飯(ウコギ飯)などに調理されたり、硬くなった葉を天日乾燥して茶料にできる。 ウコギ科Araliaceae『に分類される他属同様、ウコギ属の数種も可食種として古来より広く民間利用された植物の』一『つであり』、慶長八(一六〇三)年『発刊の』「日葡辞書」『でもVcoguiとして「根は薬用に、葉は和え物に、幹は酒に用いる」と記されている事実からもそれを窺い知れる。また、幹に棘を持つ性質から垣根としても普及しており』、元禄四(一六九一)年『に松尾芭蕉門人にして蕉門十哲の』一『人に数えられる立花北枝が発刊した俳諧書』「卯辰集」(うたつしゅう)に、『李東を号する俳人が「おもしろき盗みや月のうこぎ垣」と詠んだ句が収められている』。『莫大な借金返済と国庫潤滑に生涯を捧げた米沢藩第』九『代当主上杉治憲(後の上杉鷹山)の財政改革に端を発し、折からの凶作に伴う飢饉を予見して特命を帯びた』家臣『莅戸善政』(のぞきよしまさ)『が実践・執筆した野食指南書』「かてもの」にこそ』、『万能植物たるウコギは紹介されなかったが、生育条件に適していた地の利を活かしてそれに準ずる食材確保の目的で生垣に利用するよう奨励した。これにより、山形県米沢市では今でも生垣を備える一般家庭の大半でヒメウコギを常育し、春から初夏にかけて新芽を摘んで食べる文化が根付いている』。以下、「ウコギ属の種」の項があるが、先に示した「日本メディカルハーブ協会」公式サイト「MEDICAL HERB LIBRARY メディカルハーブ事典」の「Plant Doctorエゾウコギの植物学と栽培」の方が詳しく、全面信頼も出来るので、カットする。

 「本草綱目」の引用は、「漢籍リポジトリ」の「木之三」「灌木類」の「五加」の記載のパッチワークである([088-47a]以下)。

「文章草」意味不明。但し、「本草綱目」で名づけた別名である。

「追風使」同前。これは「圖經本草」(北宋の嘉祐六(一〇六一)年に大常博士蘇頌(そしょう)が完成し、翌年に刊行された薬図と解説からなる全二十巻の勅撰本草書に載る名である。

「五花」同前。これは「炮炙論」出典とする。六朝時代の五世紀に修治法を集大成した「雷公炮炙論」(らいこうほうほうしゃろん)。

「五佳」同前。「本草綱目」での別名。

「白刺」全く同前。

「木骨」前掲「圖經本草」出典。

「𧲣𣾰」「神農本草經」出典。「𧲣」=「豺」の漢字は、中国では食肉目イヌ科ドール属ドール Cuon alpinus を指す。和異名は「アカオオカミ」。何故、この漢字を使ったかは不明。棘(とげ)と関わるか。

「𧲣節」「別錄」出典。漢の成帝の治世の時、数名の学者の協力を得て、宮廷の秘府の蔵書の校定に従事した劉向(りゅうきょう)が、一つの書物毎に、篇目を個条書きにし、内容を掻い摘んで作成した書籍解題。

「金鹽」「本草綱目」では出典を「仙經」とあるので、出典は道教の経典のようである。

「藩蘺《ませがき》」既に何度もこの漢字表記と読みで良安はルビしている。小学館「日本国語大辞典」では『はんり』として、『藩籬・籬・樊籬』と示し、特にそのまま、総て『まがきの意』とする同辞典で、「藩」は『かきね、かこいの意』とする。

「五釵《ごさ》」葉をつける小枝が先で五つの股に分かれるということで、「五加」の「五」はこれに由来すると考えてよい。

「荊(いばら)」これは特定植物を指すのではなく、棘(とげ)のある木の総称。

「疝氣」漢方で「疝」は「痛」の意で、主として下腹痛を指す。「あたばら」などとも言う。

「躄(こしぬけ)」この漢字は本来は「足萎え」で、足の立たないことを指すので、「腰抜け」は重なるとも言えなくないが、腰は正常でも、両足が不自由である障碍者を指すという意味では、相応しくない和訓である。

「風痺《ふうひ》」東洋文庫訳に割注で、『(全身だるく』、『痛みがあちこいに走る症)』とある。

「仙家《せんか》」羽化登仙を最終目標とする道士。

「遠志《をんじ》」ヒメハギ科 Polygalaceae の多年草であるマメ目ヒメハギ科ヒメハギ属イトヒメハギ Polygala tenuifolia (糸姫萩)の根の漢方生薬名ウィキの「イトヒメハギ」によれば、『中国東部から東北部原産。花期は』五~七『月頃で淡藍色の花を咲かせる』。『開花期の根は遠志(オンジ)という日本薬局方に収録された生薬であり、去痰作用がある。帰脾湯、加味帰脾湯、人参養栄湯などの漢方方剤に使われる。脳の記憶機能を活性化し、中年期以降の物忘れを改善する効果もある』とある。なお、生薬としての「オンジ」の独立したウィキもあるので、見られたいが、そこに漢方名について、『オンジ(遠志)は古来より物忘れなどに効果があるとされ、初心を呼び起こし、志を遠くに持つための薬草として、「志が遠大になる」ことから名づけられたと言われている』とあった。

「使《し》」主になる漢方生薬の効果を助ける副薬物を指す。

「玄参《げんさん》」ウィキの「ゴマノハグサ」(シソ目ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属ゴマノハグサ Scrophularia buergeriana )の「利用」の項に、『根を乾燥させたものを漢方薬で玄参(ゲンジン)といい、のどの病気に薬にするという』『が、ゴマノハグサの中国名は、北玄參という』。(☞)『真正の玄参は、同属のオオヒナノウスツボ』(大雛の臼壺: Scrophularia kakudensis )『に近いScrophularia ningpoensis 』『(中国名、玄參)』『の根をいう』とあった。「維基百科」で検索したところ、同学名を挙げた「玄参」を見出せた。それによれば、『ゴマノハグサ属には約二百種が存在する。北半球の開けた森林地帯に自生し、植物体は背が高く、大きな分岐した花序に紫・薄緑、または黄色の花が咲く。昔は痔の治療に使用されていたため、英語名は「痔草」』(英文名は記されていない。”hemorrhoid grass”か?)『を意味する。中国の浙江省と四川省に分布する』とあった。

「金剛山《こんがうさん/ざん》」「葛城嶺」(かづらきのみね)・「金剛山地」とも呼ぶ。現在の奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境界にある、標高千百二十五メートルの山地。グーグル・マップ・データ航空写真で示しておく。]

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