五島列島の旅(おまけ) 椰子の実の蟹の墓標
大事な一枚を忘れていた!
福江島の休憩をとった珍しく美しい砂浜海岸で、連れ合いが作ってやった椰子の実に添えた蟹の墓標だ――
これは、節足動物門甲殻亜門軟甲綱十脚目抱卵亜目短尾(カニ)下目イワガニ上科ベンケイガニ科アカテガニ属アカテガニ Chiromantes haematocheir である。砂浜の小川の傍の砂の上に亡くなったものを、これ以上、壊れないように取り上げて、小さな砂丘の上にあった流れ着いた椰子の実の上に連れ合いが、そっと置いて撮ったものだ。
椰子の右下には、多くの甲殻亜門顎脚綱鞘甲(しょうこう/フジツボ)亜綱蔓脚(フジツボ)下綱完胸上目有柄目エボシガイ亜目エボシガイ科エボシガイ属エボシガイ Lepas anatifera の殼板(かくばん)が蝋燭の灯の如く、多く附着している。
椰子の右下には、多くの甲殻亜門顎脚綱鞘甲(しょうこう/フジツボ)亜綱蔓脚(フジツボ)下綱完胸上目有柄目エボシガイ亜目エボシガイ科エボシガイ属エボシガイ Lepas anatifera の殼板(かくばん)が蝋燭の灯の如く、多く附着している。
――「哀しくも、素敵な墓標」――と僕は思った。彼女の絶妙の配置に、とても感動したのだった――
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