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[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここ、底本の注記はここから視認出来る。]
過失
死の速力が僕をつきぬける。僕は、その場に打ち倒される。……
日暮れて行く街、風、光線。
短い不動――
僕は、やがて起きあがる。
僕は、步きだす。僕の一步は、その一步を。僕はすべて忘却しながら。