立原道造草稿詩篇 出發
[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。]
出發
小さな鞄を作りながら
雲は躊躇する 忘れ物をする
⦅僕の天使はまだかしら⋯⋯⦆
やがてその雲は待ちくたびれる
[やぶちゃん注:並置復元修正版。]
出發
小さな荷物を作りながら
雲は躊躇する 忘れ物に氣づく
⦅おや僕の天使はまだかしら⦆
やがてその雲は待ちくたびれる
[やぶちゃん注:この詩稿に就いては、注記に『本稿は一部に並記を持つ。』として、『全文「小さな荷物を作りながら/雲は躊躇する 忘れ物に氣づく/⦅おや僕の天使はまだかしら/やがてその雲は待ちくたびれる』(二重丸括弧の「閉じる」がないのはママ)とある。以上は、その並記の別案を独立させて後ろに電子化した。但し、二重丸括弧の「閉じる」がないのを、校訂本文に従い、修正しておいた。]
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