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2026/01/13

立原道造草稿詩篇 單語

[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。なお、そこで解説している〔A・𝙸グループ〕 はここまでである。改稿部があるので、原形をまず、示し、修正を後にする。]

 

【初出形】

 

  單 語

 

乳母車のなかの赤ん坊

にほひあらせいとう

トランプよ 童話よ

ボン・ソアル⋯⋯⋯

入道雲が空でキスをする

 

 

【修正形】

 

  單 語

 

乳母車のなかの赤ん坊

にほひあらせいとう

トランプよ 童話よ

ボン・ソアル⋯⋯⋯

入道雲がキスをする

 

[やぶちゃん注:「にほひあらせいとう」アブラナ目アブラナ科エゾスズシロ(エリシマム)属品種ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)Erysimum × cheiri(シノニム: Erysimum cheiri )。Katou氏のサイト「三河の植物観察」の「ニオイアラセイトウ 匂紫羅欄花」のページに拠れば、花期は四~七月で、高さは十五~八十センチメートル。二年草、又は、亜低木であり、『外来種』で『ギリシャ原産』とあり、『キアラセイトウともいわれるが、多数の園芸品種があり、花色は多い。花に強い芳香があるのが特徴』。『葉の毛状突起は2岐、まれに先に少数の3岐の星状毛が混じる。茎は直立、不分枝又は上部で分枝、亜低木のときは基部が木質になり』、『根生葉は2年草のときはロゼットになり、果時までに枯れ、茎葉に似る。茎葉は葉柄がある。葉身は倒卵形~倒披針形、長さ422㎝×幅312㎜、基部はくさび形~漸尖形、縁は全縁~波状縁。総状花序は果時にかなり長くなる。果時の花柄は散開状斜上~斜上し、細く、果実より狭く、長』さ『713㎜。咢片は長円形、長さ610㎜、側対の基部に袋が無く又はわずかに有る。花弁は橙色、黄色、褐色、赤色、紫色、又は白色、広倒卵形~ほぼ円形、長さ2035㎜×幅 510㎜、爪部は長さ712㎜、先は円形。中央の花糸は長さ79㎜。葯は線形、長さ2.53.5㎜。果実は斜上、狭線形、真っすぐ、でこぼこにならず、長さ310㎝× 幅27㎜、広い隔壁がある(latiseptate)』(ラティセプテート:隔壁に平行に扁平なもの)『か円柱形、柄は無い。バルブは明瞭に中脈があり、外側に軟毛があり、毛状突起は2岐、内側は無毛。胚珠は子房に3244個。花柱は円筒形又は類円錐形、細く、長さ0.54㎜、軟毛がある。柱頭は強く2裂し、裂片は幅よりかなり長い。種子は卵形、長さ24㎜×幅1.53㎜、翼は連続又は上部につく。2n=12。』とある。リンク先の花の写真を見られたい。

「ボン・ソアル」Bonsoir。フランス語で「(夕刻から寝るまでの間の挨拶である)今晩は・さようなら・お休みなさい」。]

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