立原道造草稿詩篇 へんな出發
[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。]
へんな出發
鏡の顏があくびをする
不器用なしのカリカチヤア
午後二時の時計よ
星のやうに サヨナラ
もう僕は出かけるのだ
[やぶちゃん注:「カリカチヤア」(英・仏:caricature(英(カリカチュア)・仏(カリカチュール)/伊:caricatura(カリカトゥーラ)/独:Karikatur(カリカトゥラ))とは、誇張的表現による社会風刺・寓意・滑稽などを目的として描かれた画像の総称。古代エジプトの擬人化した鳥獣画などを起源とするが、特に十七世紀以降、版画技術や印刷術の普及に伴って、広く行われ、政治的にも利用されるようになった。ジャック・カロ、ゴヤ、ドーミエ、ホガースらが、その鋭い風刺で知られる(解説部分は平凡社「百科事典マイペディア」を主文として使用した。]

