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2026/01/18

立原道造草稿詩篇 迷子

[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。なお、そこには、ここからの詩群に就いて、『〔AIIIグループ〕は散文詩群で、そのうちの「公園」「少年が」(異文)を昭和7年8月28日付・堀辰雄宛書簡で紹介していることに拠り、8月下旬と想定する。排列は堀宛書簡にある二篇で締めくくった。』とある。この書簡は、同じく国立国会図書館デジタルコレクションの同全集の第五巻のここ(左丁の下段から始まる「二二」)から、確認出来る。]

 

  迷 子

 

この世の中の小鳥は小鳥でなかつたさういふ或る晩よ⋯⋯⋯僕は口笛を吹くことを忘れる。だから世界は遠すぎる。夜も、戀人たちも。薔薇色の星も。ああ、僕の手に死の型錄だけがが殘つてゐる。

 

[やぶちゃん注:「型錄」これは、「カタログ」(目録)を意味する“ catalog[アメリカ英語]/ catalogue[イギリス英語]”に当て漢字した当て字である。恐らく立原も「カタログ」と読んでいる。但し、この頃、フランス語をやり始めており(次の「流れ」の私の注を参照されたい)、フランス語では“catalogue”であるから、それを心内では呟いていたかも知れぬ。]

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