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2026/01/30

立原道造草稿詩篇 黃昏

[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここから、底本の注記はここから視認出来る。題名「黃昏」は音では「くわうこん(こうこん)」であるが、訓の「たそがれ」と読みたい。]

 

  黃 昏

 

片假名の⦅リ⦆と

平假名の⦅り⦆が 似てゐるやうに

昨日と今日は僕には每日おんなじだ

 

役立たずな夕方よ

一日を終らせるためにだけ

空は夕燒して 金星がある

 

僕は さがしに行かう

新しい夜を別なかげを

 

三日月よりも 風がいい

 

[やぶちゃん注:言わずもがなであるが、第三連の「新しい夜を別なかげを」は「新しい夜を 別なかげを」と字空けが欲しい。]

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