立原道造草稿詩篇 コツプ
[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。]
コツプ
すかして見ると町がある
夕日の空のにほふ小さな町
傳書鳩たちが風に飛び
風にゆられて虹もある
[やぶちゃん注:注記に、『昭和七』(一九三二)『年』八『月』三十一『日・畠山重政宛書簡に「四行詩篇」中の一つとして紹介、制作時付記「一九三七・八・一〇」を持つ。』とあるのだが、この「一九三七」というのは、どう考えてもおかしいので、底本の「立原道造全集」の「第二卷」の当該書簡を見たところ、当該部には(右丁下段)、『一九三二、八、一〇』となっていた。誤記か誤植である。]

