[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。注記には『抹消は第三行全文。原文「眞夏の景色⋯⋯往來⋯⋯空」(行頭は天ツキ)』とある。「天ツキ」とは、校正記号で、「頭揃え」を意味する。則ち、『字下げを「トル」』(=天ツキ)際に使う記号「┣」である(本文では赤ではないと推定した)。抹消部を再現して電子化する。]
(計算ちがひが⋯⋯)
計算ちがひが苦くする
空氣が一ぱいつまつてしまふ
┣眞夏の景色⋯⋯來⋯⋯空
古い手紙
埃まみれの心臟
やがて僕は 失ふだらう
[やぶちゃん注:「苦くする」は「くるしくする」であろう。]
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