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[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここで、底本の注記はここで視認出来る。]
夏
白い往來 白い帽子
抱へて詩の本を 行くひと
どこかの庭で
ダリヤと向日葵
眞晝の風が吹いてゐる
衞生的な青空
古風な雲
[やぶちゃん注:原稿を見ないと判らないが、二行目の「抱へて」は三行目の三文字空白の右手に添えたものであろうという気がするので行間を詰めた。]