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[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここから、底本の注記はここから視認出来る。]
鏡
床屋は
頭の上に
シヤボンで
駝鳥や塔を作つてくれる
不意に輕くなつた僕よ
僕にはもうまづしげなひげがない
だから步きにくい
きれいな顏は
似あはない