[やぶちゃん注:底本は初回を見られたい。本篇はここ、底本の注記はここから視認出来る。]
眠れない夜
I
重い空氣 鉛の手 ピストルが鳴る
僕の身體を透明な選手たちがつき拔ける
II
時々 眠りが惡い方法(しかた)でちがつた景色を覗かせる しかしそれはけちん坊の海のやうにすぐと僕を裸で夜のなかにほうり出す
眠られない夜は 驢馬の鈴の音がする
[やぶちゃん注:「ほうり出す」はママ。歴史的仮名遣は「はふり出す」が正しい。]
« 立原道造草稿詩篇 黃昏 |
トップページ
| 河原田盛美著「淸國輸出日本水產圖說」正規表現版・オリジナル電子化注上卷(五)鱶鰭の說(その10) / 鱶鰭の說~(図版5) »