ぎっくり腰になる
四日前の夜、父をベッドで起こす際に、自分の体を捩じってしまい、背骨の中央よりやや上に違和感を感じた。翌日から、そこが痛み出し、しゃがんだりする際、痛みが走る。湿布を張ったが、一向に痛みがとれないので、先ほど、主治医のところへ行ったら、「ぎっくり腰」と診断された。今まで「ぎっくり腰」になったことはなかった。年寄りのそれと思っていた。考えてみれば、六十六歳の私は、既にして立派な「年寄り」であることを痛感した次第である。
四日前の夜、父をベッドで起こす際に、自分の体を捩じってしまい、背骨の中央よりやや上に違和感を感じた。翌日から、そこが痛み出し、しゃがんだりする際、痛みが走る。湿布を張ったが、一向に痛みがとれないので、先ほど、主治医のところへ行ったら、「ぎっくり腰」と診断された。今まで「ぎっくり腰」になったことはなかった。年寄りのそれと思っていた。考えてみれば、六十六歳の私は、既にして立派な「年寄り」であることを痛感した次第である。
私は先月下旬、大腸に七つのポリープが見つかった。幸い、悪性腫瘍ではなかったが、次の月曜日に二センチメートルたらずのポリープを電気メスで除去する術式をすることになった。父も先月末より、歩行困難となったので、大いに、成すべきことが繁多となった。
しかし、私は、ただ粛々と、電子化注を続けるのみである。
当該箇所はS字結腸部で、私の大腸は憩室(へこみ)が異常に多いのだが、ここはまあ、綺麗だ。キノコ状のそれが、そ奴である。
因みに、私は自己疾患の画像データは、レントゲン写真も含め、概ね、総て自己のデータとして保存している。
ある記載の大きな誤記に就いて、丁寧に指摘したが、ボットで、訳の分からぬ、勝手な誤記載の当該部の削除により、「当該部が削除されたから除去しろ」と言われたので、馬鹿々々しくて(原記者の語りもなくである)、ウィキペディアの記載・訂正を、向後、一切、やめる。引用には使うが、永久に――おさらばダ!――
誰かさんと同じで――皆――最下劣だ!
人生は、少しくばかりではなく、大いに――下らない――
私は思う――コビッド19の罹患者や死亡者数を時報するなら、福島原発によって放射線障害に罹患した人々の推定発症数と死亡者を報知することの方が、遙かに日本人の「脅威」として戦慄的意味があると考える――
『自由と孤独と怠惰そして憂鬱――それが僕の全財産だった』
Drieu La Rochelle / Louis Malle
" LE FEU FOLLET "
早朝 君に逢つた 殺さうと思うた しかし 數秒のうちに 君は何處へ消えた この二日 私は君を搜した しかし 見つけられなかつた 私は 君を殺したくは 實は ない どうか こつそりと 外界へ 迯れられよ 私は 君を殺したくは ない のだ
凡そ二十年に亙って構築した約180ギガバイトの電子データ・ベースを入れた外附けディスクが、昨夜、突然、壊れた。今日、ネット上の修復ソフトなどでも試みたが、だめで、電気店にも行き、そこで示された販売会社のサイトも見たが、最悪、復元には想像を絶する費用(30万以上)がかかることが判った。2010年までのごく一部は、それ以前の古い外附けディスクに僅か五分の一の37ギガバイト生き残っていたが(本体を本棚に差し込んでとっくに忘れていたもので、コード類を探すのに往生した)、その後の十一年分、ほぼ毎日欠かさず定期巡回をして蒐集し続けたもの、及び、電子化した自身のワード原稿や画像など一切が消失した。総て分野別にフォルダを作り、その中でも細かく分類した、一種の私の築いた一人きりの空想図書館であったのだ。既に消失した優れた宮沢賢治のサイトの全データや、私的に頂戴した原本画像や絵画画像などもそこに、皆、入れてあり、なんとも悔やまれる。――カチ、カチ、カチ、カチ――という音が夕刻に、ディスクから、微かに四度、聴こえた。あの、ノックが永遠の、別れだった…………
Art Caspar David Friedrich Miscellaneous Иван Сергеевич Тургенев 「にんじん」ジュウル・ルナアル作・岸田國士譯(正規表現版・ヴァロトン挿絵+オリジナル新補注+原文) 「プルートゥ」 「一言芳談」【完】 「今昔物語集」を読む 「北條九代記」【完】 「博物誌」ジュウル・ルナアル作・岸田國士譯(正規表現版・ボナール挿絵+オリジナル新補注+原文)【完】 「宗祇諸國物語」 附やぶちゃん注【完】 「新編鎌倉志」【完】 「日本その日その日」E.S.モース 石川欣一訳【完】 「明恵上人夢記」 「栂尾明恵上人伝記」【完】 「無門關」【完】 「生物學講話」丘淺次郎【完】 「甲子夜話」 「第一版新迷怪国語辞典」 「耳嚢」【完】 「諸國百物語」 附やぶちゃん注【完】 「進化論講話」丘淺次郎【完】 「鎌倉攬勝考」【完】 「鎌倉日記」(德川光圀歴覽記)【完】 「鬼城句集」【完】 アルバム ジョン・ミリングトン・シング著姉崎正見訳「アラン島」【完】 ソヴィエト映画グレゴーリー・チュフライ監督作品「誓いの休暇」論 或いは 待つ母というオマージュ【完】 中原中也詩集「在りし日の歌」(正規表現復元版)【完】 中島敦 中島敦漢詩全集 附やぶちゃん+T.S.君共評釈 人見必大「本朝食鑑」より水族の部 伊東静雄 伊良子清白 佐々木喜善 佐藤春夫 兎園小説【完】 八木重吉「秋の瞳」【完】 北原白秋 十返舎一九「箱根山七温泉江之島鎌倉廻 金草鞋」第二十三編【完】 南方熊楠 博物学 原民喜 只野真葛 和漢三才図会巻第三十九 鼠類【完】 和漢三才図会巻第三十八 獣類【完】 和漢三才図会抄 和漢三才圖會 禽類【完】 和漢三才圖會 蟲類【完】 和漢三才圖會卷第三十七 畜類【完】 国木田独歩 土岐仲男 堀辰雄 増田晃 夏目漱石「こゝろ」 夢 夢野久作 大手拓次 大手拓次詩集「藍色の蟇」【完】 宇野浩二「芥川龍之介」【完】 室生犀星 宮澤賢治 富永太郎 小泉八雲 小酒井不木 尾形亀之助 山之口貘 山本幡男 山村暮鳥全詩【完】 忘れ得ぬ人々 怪奇談集 怪奇談集Ⅱ 日本山海名産図会【完】 早川孝太郎「猪・鹿・狸」【完】+「三州橫山話」【完】 映画 杉田久女 村上昭夫 村山槐多 松尾芭蕉 柳田國男 柴田天馬訳 蒲松齢「聊斎志異」 柴田宵曲 栗本丹洲 梅崎春生 梅崎春生「幻化」附やぶちゃん注【完】 梅崎春生「桜島」附やぶちゃん注【完】 梅崎春生日記【完】 橋本多佳子 武蔵石寿「目八譜」 毛利梅園「梅園介譜」 毛利梅園「梅園魚譜」 江戸川乱歩 孤島の鬼【完】 沢庵宗彭「鎌倉巡礼記」【完】 泉鏡花 津村淙庵「譚海」 浅井了意「伽婢子」【完】 浅井了意「狗張子」【完】 海岸動物 火野葦平「河童曼陀羅」【完】 片山廣子 生田春月 由比北洲股旅帖 畑耕一句集「蜘蛛うごく」【完】 畔田翠山「水族志」 石川啄木 神田玄泉「日東魚譜」 立原道造 篠原鳳作 肉体と心そして死 芥川多加志 芥川龍之介 芥川龍之介 手帳【完】 芥川龍之介 書簡抄 芥川龍之介「上海游記」【完】 芥川龍之介「侏儒の言葉」(やぶちゃん合成完全版 附やぶちゃん注釈)【完】 芥川龍之介「北京日記抄」【完】 芥川龍之介「江南游記」【完】 芥川龍之介「河童」決定稿原稿【完】 芥川龍之介「長江游記」【完】 芥川龍之介盟友 小穴隆一 芥川龍之介遺著・佐藤春夫纂輯「澄江堂遺珠」という夢魔 芸術・文学 萩原朔太郎 萩原朔太郎Ⅱ 蒲原有明 藪野種雄 西東三鬼 詩歌俳諧俳句 貝原益軒「大和本草」より水族の部【完】 野人庵史元斎夜咄 鈴木しづ子 鎌倉紀行・地誌 音楽 飯田蛇笏