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カテゴリー「肉体と心そして死」の1000件の記事

2023/11/30

ぎっくり腰になる

四日前の夜、父をベッドで起こす際に、自分の体を捩じってしまい、背骨の中央よりやや上に違和感を感じた。翌日から、そこが痛み出し、しゃがんだりする際、痛みが走る。湿布を張ったが、一向に痛みがとれないので、先ほど、主治医のところへ行ったら、「ぎっくり腰」と診断された。今まで「ぎっくり腰」になったことはなかった。年寄りのそれと思っていた。考えてみれば、六十六歳の私は、既にして立派な「年寄り」であることを痛感した次第である。

2023/10/23

ポリープ切除無事終了

今日は八時二十分から、まさかの三時半文字通りの半日丸々掛かりった。憩室が多い私は、なかなか腸内が綺麗にならず、OKが出るのに、六時間近くも掛かってしまった。術式は一時間も要しなかったのだが、下剤(水薬剤)を通常の人の倍近く飲まねばならず、二十回を超える排泄で、流石にお尻の穴が痛くなった。これから一週間は酒も禁止で、久しぶりの禁酒となる。まあ、それもまた、よし、としよう。

2023/10/22

この頃の感懐

私は先月下旬、大腸に七つのポリープが見つかった。幸い、悪性腫瘍ではなかったが、次の月曜日に二センチメートルたらずのポリープを電気メスで除去する術式をすることになった。父も先月末より、歩行困難となったので、大いに、成すべきことが繁多となった。

しかし、私は、ただ粛々と、電子化注を続けるのみである。

当該箇所はS字結腸部で、私の大腸は憩室(へこみ)が異常に多いのだが、ここはまあ、綺麗だ。キノコ状のそれが、そ奴である。

因みに、私は自己疾患の画像データは、レントゲン写真も含め、概ね、総て自己のデータとして保存している。

 

1_571191073


但し、レントゲン写真原本はコピー代が掛かる。例えば、私の右腕の遠位端粉砕骨折のイリザノフ固定写真(これは医師の失敗で半月後に通常のギブスに変更された)。

Img_20231022_0001


 八年前の転倒して後頭部を打った反側外傷の前頭葉一部挫滅の画像もこちらにある。そもそも、これらのデータは、皆、患者自身が支払ったものであり、患者に所有権がある。従って、自身が、当然、所有する権利を持っているものなのである。
 因みに、二十代前半、私の親友は、何故か、私に「大腸ポリープのプロタゴラス」という綽名をつけた。今それが、真理命題となったのであった。 

2022/03/19

母十一年忌

ALSで召された聖子テレジア十一周忌――

 

 

Image0032

2021/11/26

ウィキペディアをやめた

ある記載の大きな誤記に就いて、丁寧に指摘したが、ボットで、訳の分からぬ、勝手な誤記載の当該部の削除により、「当該部が削除されたから除去しろ」と言われたので、馬鹿々々しくて(原記者の語りもなくである)、ウィキペディアの記載・訂正を、向後、一切、やめる。引用には使うが、永久に――おさらばダ!――

誰かさんと同じで――皆――最下劣だ!

2021/11/08

人生は

人生は、少しくばかりではなく、大いに――下らない――

2021/09/13

私の考える今あるべき報道

私は思う――コビッド19の罹患者や死亡者数を時報するなら、福島原発によって放射線障害に罹患した人々の推定発症数と死亡者を報知することの方が、遙かに日本人の「脅威」として戦慄的意味があると考える――

2021/06/19

『自由と孤独と怠惰そして憂鬱――それが僕の全財産だった』

『自由と孤独と怠惰そして憂鬱――それが僕の全財産だった』
 Drieu  La Rochelle / Louis Malle
            " LE FEU FOLLET "

2021/06/04

一昨日逢った蜈蚣へ

早朝 君に逢つた 殺さうと思うた しかし 數秒のうちに 君は何處へ消えた この二日 私は君を搜した しかし 見つけられなかつた 私は 君を殺したくは 實は ない どうか こつそりと 外界へ 迯れられよ 私は 君を殺したくは ない のだ 

2021/04/12

私の中の図書館が消えた…………

凡そ二十年に亙って構築した約180ギガバイトの電子データ・ベースを入れた外附けディスクが、昨夜、突然、壊れた。今日、ネット上の修復ソフトなどでも試みたが、だめで、電気店にも行き、そこで示された販売会社のサイトも見たが、最悪、復元には想像を絶する費用(30万以上)がかかることが判った。2010年までのごく一部は、それ以前の古い外附けディスクに僅か五分の一の37ギガバイト生き残っていたが(本体を本棚に差し込んでとっくに忘れていたもので、コード類を探すのに往生した)、その後の十一年分、ほぼ毎日欠かさず定期巡回をして蒐集し続けたもの、及び、電子化した自身のワード原稿や画像など一切が消失した。総て分野別にフォルダを作り、その中でも細かく分類した、一種の私の築いた一人きりの空想図書館であったのだ。既に消失した優れた宮沢賢治のサイトの全データや、私的に頂戴した原本画像や絵画画像などもそこに、皆、入れてあり、なんとも悔やまれる。――カチ、カチ、カチ、カチ――という音が夕刻に、ディスクから、微かに四度、聴こえた。あの、ノックが永遠の、別れだった…………

正直言うと、「物理的喪失」という感じはそれほど強くない。
……これは、前の十年間で得たデータが生き残っていたことが先程判ったからで、今の私の日本文学の電子テクスト作成の強い味方(加工用データ)になっているのは半分ぐらいが、その頃の蒐集データ群にあるからである。この中には、当時、高校教師ということで、ダウン・ロードが許可された「国文学資料館」の幾つかの「岩波古典文学大系」の電子データが含まれている。
……ここで言っておくと――在野人となってしまうと、教育機関・研究機関所属の者だけに閲覧が許されているデータが実は非常に多いのに憤慨している。
……例えば、慶應の雑誌『三田文学』のバック・ナンバーがそうだ。原民喜の電子データでは、まず私のブログのそれは「そんじょそこらのものとは違うぞ」と、質・量ともに自負するものであるが、初出(民喜は戦後も漢字で旧字を使っていた可能性が頗る高い。原稿画像から起こしたテクスト作成の際、それを強く感じたのである)を見る権利がそんな私にはないのが、如何にも理不尽で堪らないのである。
……しかし……今までの十年の巡回蒐集が……一瞬に消え去ってしまったことで……「私の十年が無駄であった」という如何にもなメランコリックな精神的喪失感の虚脱が……夕べから……ずっと……襲っているのである…………


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